これぞ“麻雀ブルドーザー”の突破力。強烈なアガリの連発で、レギュラーシーズンの不調は完全に振り切った。「ZOZOTOWN Mリーグ2025-26」セミファイナルシリーズ、4月6日の第2試合はBEAST X・鈴木大介(連盟)がトップを獲得。チームは首位に浮上した。

【映像】強烈過ぎる闇討ち!鈴木大介、トップを確実にするダマテンからの跳満アガリ

 第1試合はBEAST X・東城りお(連盟)が先発し、東1局に倍満をツモる好スタートもその後に失点が続き悔しい3着。続くこの試合は東家からTEAM雷電・萩原聖人(連盟)、EX風林火山・内川幸太郎(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、鈴木大介の並びで開始した。

 東1局、鈴木大介は萩原からリーチ・タンヤオ・平和・赤の8000点をロン。解説の土田浩翔(最高位戦)が「大介の魅力は門前(高打点)ですよね」と唸る“メンタンピン”で幸先の良いスタートを切った。東3局は高宮、萩原のリーチに対してダマテン。すぐにこれをツモり、ツモ・平和・赤2の5200点で加点。後手を踏んだ後の冷静な回し打ちが光った。

 南1局はドラの3筒を仕掛け、その後に6筒の片アガリとなるタンヤオをツモり満貫のツモ。アガれない9筒を打たれた後のツモだけに、好調ぶりを印象づけるには十分だった。

 得意の門前高打点打法が光ったのは南3局1本場、234の三色同順が確定した形で5・8筒待ちのテンパイ。打点も待ちも十分のこの手を、鈴木大介はダマテンに構えた。その甲斐あって萩原から赤5筒を捉えてロン。タンヤオ・平和・三色同順・赤・ドラの1万2000点が完成し、持ち点は6万点に迫った。

 南4局1本場は内川が3着確保のアガリ。鈴木大介がチーム史上初となるポストシーズンのトップを獲得した。試合後は「手が入っていたし、点棒もリードしたままでずっと進んでいたので、展開に恵まれましたね」とコメント。東3局の5200点ツモについては「リーチを受けて、後手を踏んだので昭和オヤジはダマですね」と苦笑い。

 3着・1着でチームは首位に浮上。鈴木大介は「うれしいです」と喜びつつも浮かれた様子はなし。「まだまだ先は長いので」と気持ちを引き締めるように語った。その後に「楽しんで麻雀を打ちたい。のびのび打って、シーズンは私が足を引っ張ったので、ここで名誉挽回といきたい」と続けた。

 レギュラーシーズンは個人29位と苦しんだ鈴木大介だが、勢いに乗った時の手が付けられない攻撃力はリーグ随一。ファンからは「大介油断してないのがいいね!」「大介の麻雀は面白いんです!」「大介、これからも頼むぞ!!!」と期待の声が多数投げかけられた。

【第2試合結果】

1着 BEAST X・鈴木大介(連盟)5万5400点/+75.4
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万2200点/+2.2
3着 EX風林火山・内川幸太郎(連盟)1万7400点/▲22.6
4着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)5000点/▲55.0

【4月6日終了時点での成績】

1位 BEAST X +398.7(2/20)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +353.0(2/20)
3位 EX風林火山 +273.8(2/20)
4位 赤坂ドリブンズ +123.3(0/20)
5位 セガサミーフェニックス +62.1(0/20)
6位 TEAM雷電 ▲93.0(2/20)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
ABEMA麻雀チャンネルより)