FA宣言濃厚の巨人・中田翔に球界OBから指摘される「3大移籍先」とは

写真拡大

中田は一塁手としてのスタメン起用にこだわりを見せている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 来季プロ17年目を迎える巨人の中田翔内野手の去就に熱視線が向けられている。

 今季は5番で開幕、春先は本塁打を量産するなど好調をアピールしていたが、コンディション不良も影響し、後半戦は代打が増え、最終的に92試合に出場して打率.255、15本塁打、37打点。中田は今季から巨人と3年契約を結ぶも、1年ごとに契約の見直しができるオプトアウトの条項があるとされる。

【関連記事】巨人激震 中田翔にFA宣言の可能性も?背景にあるチーム事情と獲得が浮上する「球団名」

 背景には巨人のチーム構想もからんでいる。すでに阿部慎之助新監督は来季は遊撃に門脇誠、三塁に坂本勇人、一塁に岡本和真という内野布陣で戦うと表明、これに伴って一塁手としての中田は残留すれば、代打稼業となることが予想されている。一方、これまで3度の打点王に輝き、一塁手としてもゴールデン・グラブを複数回獲得と堅守でも知られる。仮に宣言すれば、強打の一塁手をめぐって、複数球団が名乗りをあげても不思議ではないと見られている。

 中田の去就をめぐっては球界内からも様々な考察の声があがっている。ロッテOBで現在は野球解説者として活躍する里崎智也氏が10月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。その中でFA選手の動向について意見を述べている。

 まず中田に関しては「ほぼ100、FA(宣言)する」と断言。背景のチーム構想にも触れながら、報道されている本人コメントから、行使の意思が伝わってくるとした上で、有力移籍先とする球団名にも言及。

 あくまで私見としながら第一には自身の古巣でもある「千葉ロッテ」の名前をあげた。具体的な理由としては中田のポジションであるファーストが固定されていないこと、長距離砲が手薄なことなどをあげた。

 ほかの面でも中田が求める環境にマッチすると指摘。FA行使の判断材料に家族の問題もあげていたが「関東圏であること」が有利に働くという見方も示した。

 さらには「吉井(理人)さん、金子誠さん、村田(修一)さん」など自身が日本ハム、巨人でお世話になった首脳陣も在籍など、獲得においてはプラスに働く材料が多いとした。

 今季就任1年目となった吉井監督にしても、野手の戦力補強は必要と認めている。ドラフトでは社会人ナンバーワン野手と呼び声の高かった度会降輝を1位指名するも競合の末に外したとあって、来季V奪回を果たすためにも野手の戦力の上積みは必須項目といえそうだ。

 また里崎氏が2番目に移籍先としてあげたのは横浜DeNAベイスターズ。こちらは一塁を守るネフタリ・ソトが契約最終年となっていることで、ポジションが空く可能性があること、中田が求める「関東圏」の球団であることを理由にあげた。

 ほかにも3年連続V逸。オフの大型補強が確実視されているソフトバンクの可能性もあげながら、こちらは希望する関東圏とは離れることで、「行くとしたら単身赴任」という見方も示した。

 現在行われている日本シリーズが終了すれば、まもなくFA戦線が本格化する。今オフのFA選手は投打に充実した戦力が見込まれているとあって、それぞれの選手の決断にまずは注目が高まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]