10月5日夕方、入院からわずか3日で米軍医療センターを退院したドナルド・トランプ米大統領(74)。

【画像】職場不倫に陥っていたトランプ最側近の美女・ヒックス氏

「すぐ選挙運動に戻る」
「コロナを恐れるな」

 こうツイートしたが、帰還したホワイトハウスでは……。


トランプ大統領

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感染の始まりはトランプ氏の最側近

 トランプ氏やメラニア夫人をはじめ感染が相次ぐホワイトハウス。報道官など関係者18人の感染が確認されている(10月6日現在)。

 なぜセキュリティーが世界最高レベルであるべきホワイトハウスで、感染が拡大し続けていたのか。

 感染が始まったのは、トランプ氏の最側近であるホープ・ヒックス大統領顧問(31)からだった。

「彼女は、9月29日のオハイオ州で行われた大統領候補者討論会や、30日のミネソタ州の選挙イベントに随行しています。移動中は大統領専用機に同乗し、トランプ氏のすぐそばにいた。エアフォース・ワン内では誰もマスクを着用しておらず、ヒックス氏はミネソタから戻る機上で体調を崩して自主隔離に入ったと言います」(在米記者)

 実はこのヒックス氏、トランプ・ホワイトハウスの乱れた風紀を象徴する人物なのだ。

広報担当にスピード昇進、給与は約18万ドル

 ヒックス氏は、10代の頃にラルフローレンのモデルを務めたこともある美女。ニューヨークのPR会社に勤務していた頃、トランプ氏の娘・イヴァンカ氏(38)のアパレルを担当して、トランプ家と親しくなった。

 2014年10月にはトランプ氏の不動産会社に転職し、PRを任される。

 その翌年のはじめ、大統領選への出馬を決意したトランプ氏に「私のチームで働いてくれ」と懇願され、広報担当にスピード昇進。

「トランプ氏のツイッターの管理も任されるほど信頼されていた。16年の大統領選後は戦略広報を担当し、17年に広報部長に抜擢された。給与はホワイトハウスのスタッフに支払う最高額の約18万ドル(約1900万円)でした」(ジャーナリストの近藤奈香氏)

 だが――。ヒックス氏は職場不倫に陥っていた。

ホワイトハウスでの職場恋愛は終わらない

「お相手はコーリー・レワンドウスキ氏(47)。選挙対策本部長を務め、4人の子供がいます。何度も付き合ったり別れたりを繰り返すうち、不倫をメディアに報じられたのです」(同前)

 16年には、ヒックス氏がマンハッタンの通りでレワンドウスキ氏に対して、

「もうあなたとは終わったわ!」と怒鳴り散らしているのを目撃されている。

 だが、職場恋愛は終わらなかった。次に付き合ったのが、トランプ氏の秘書官ロブ・ポーター氏(42)だった。

「バツ2の独身でしたが、最初の妻が目のまわりに痣のある写真を公開し、2人目の妻は『新婚旅行中から暴言を吐かれた』と証言し、DV疑惑が報じられたのです」(同前)

 ポーター氏は疑惑を否定するも、18年2月に秘書官を辞任に追いこまれた。その批判の矛先はヒックス氏にも向かい、翌月に広報部長を辞めている。

 辞任後は保守系テレビ局FOXニュースに勤務し、今年2月、大統領顧問としてホワイトハウスに復帰。現在は、昨年離婚したばかりのゴールドマン・サックスの役員と交際中だという。

メラニア夫人が元側近に怒鳴りちらした音声

 トランプ氏のまわりでは、新たなスキャンダルが浮上し、混迷を極めている。

「9月には、直前まで選対本部長を務めていた人物が自宅で自殺未遂する騒ぎが起きた。9月27日にはトランプ氏の脱税疑惑をニューヨーク・タイムズがスクープし、メラニア夫人が元側近に怒鳴りちらした音声をCNNが報じました」(前出・記者)

 選挙対策本部長まで感染し、クラスター化しているホワイトハウス。危機管理ができていない大統領に核のボタンが委ねられているのは恐怖そのものである。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月15日号)