試合を終え、セリーナ(右)と握手する大坂

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 ◇テニス ロジャーズ・カップ(2019年8月9日 カナダ・トロントなど)

 女子シングルス準々決勝で第2シードの大坂なおみ(21=日清食品)は第8シードのセリーナ・ウィリアムズ(37=米国)に3―6、4―6で敗れ、4強入りを逃した。世界ランキング2位の大坂はセリーナと3度目の対戦で初黒星。ただし、世界3位のカロリナ・プリスコバ(27=チェコ)も準々決勝で敗れたため、大坂は12日付ランキングで世界1位に復帰することが決まった。

 大坂は過去2戦2勝だったセリーナの時速180キロを超えるサーブに苦しみ、エース12本を浴びて完敗。4大大会で初優勝した昨年の全米オープン決勝以来の対戦で雪辱を許し「彼女のサーブは読むのが難しい。自分としてはプレーに浮き沈みがなかったし、よく戦えた。相手が素晴らしかった」と称えた。

 芝コートのウィンブルドン選手権で1回戦敗退後、初の大会。得意のハードコートで4強に進めなかったが、世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が2回戦で敗れたのに続き、この日は3位のプリスコバも敗退。大会後に発表されるランキングで世界1位へ返り咲くことが決まった。全豪オープン初優勝後の1月28日から約5カ月守った1位への復帰に「興奮しているかな。同時に凄く努力が求められるポジションだと思う。努力をすることで結果にも出てくる」と気を引き締めた。

 次戦のウエスタン・アンド・サザン・オープン(米シンシナティ)を経て、26日開幕の全米オープンで2連覇を目指す。「ウィンブルドンと比べたら全てがポジティブ。スライスやドロップショットを試すこともできた。多くのことを学べた」と明るい表情で収穫を口にした。