ザルツブルクのFW南野拓実【写真:Getty Images】

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ELベスト16で対戦するナポリのメディアが南野を“キープレーヤー”にピックアップ

 オーストリア王者ザルツブルクは現地時間7日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16第1戦でナポリの敵地に乗り込む。

 ナポリ地元メディア「NAPOLI SPORT」は日本代表FW南野拓実ザルツブルクのキープレーヤーに挙げ、「過小評価してはならない」と警戒している。

 ザルツブルクで5年目を迎えた南野は今季、ここまで公式戦30試合に出場して11ゴール5アシストをマーク。現在、チームのエースは公式戦34試合24ゴール7アシストのイスラエル代表FWムナス・ダブールが務めており、南野はELで8試合中5試合が途中出場と、スーパーサブ役が多い。

 記事では、ザルツブルクについて「あらゆるポジションで装備が整っており、とりわけ危険なチームであることを証明している。最も多様な特長は疑う余地もなく攻撃だ」と分析。そして、南野についても、「ダブールだけではなく、南野にヘッドライトを当てるべき」と見出しを打ち、「強烈なのはダブールだけではない。南野拓実も過小評価してはならない」と警戒心を強めている。

「このアタッカーは4年間オーストリアで過ごし、欧州サッカーでの戦い方を理解して、それを示している。テクニックのクオリティーも悪くなく、ペナルティーエリア内で滑らかなプレーを見せ、素晴らしいゴールセンスを備えている。ローズ監督は日本人の独創力に大きく頼っている。それこそ、このファンタジーな選手をタイトにマークしなければならない理由だ」

 森保一監督率いる日本代表でも、攻撃の主軸として存在感を強めている南野。強豪ナポリ相手に、どれだけのパフォーマンスを見せることができるか注目だ。(Football ZONE web編集部)