試合後にファンに挨拶をする日本代表メンバー【写真:Getty Images】

写真拡大

ベルギーを追い詰めた日本イレブンに海外ファンも拍手

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2-3で逆転負け。初の8強進出はならなかった。しかし、優勝候補のFIFAランク3位に一時2点リードするなど追い詰めた。大健闘を演じたサムライブルーに対し、海外ファンは「日本人は誇るべき」「彼らは真のサムライ」と拍手を送っている。

 すべてを出し尽くした。あと一歩まで迫った初の8強。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許し、勝負は決した。ピッチで涙に暮れる日本イレブン。しかし、優勝候補のFIFAランク3位のベルギーを相手にMF原口元気、MF乾貴士の立て続けのゴールで一時2点をリードし、世界を驚かせた。

 試合後、W杯公式ツイッターに「ベルギーにとっては高揚感、しかし日本にとっては痛恨の極み。日本がワールドカップに多くを寄与してくれたことに加え、あなた方が2018年ロシア大会にもたらした全てのものに、感謝します」とつづり、乾がピッチに座り込み、うつむく印象的な1枚の画像とともに試合をレポートした。

 すると、海外ファンから日本に拍手を送る書き込みが返信欄に殺到している。

「また会おう日本」「アジアの誇り」と喝采、「Nana korobi ya oki」の声も

「日本人は誇るべき」
「また会おう日本」
「彼らは真のサムライ」
「アジアの誇り…」
「グッバイ、イヌイ」
「日本は自分をビリーバーにさせた」

 なかには「Nana korobi ya oki(ナナ・コロビ・ヤ・オキ=七転び八起き)」と日本のことわざにかけ、エールを送るファンもいた。それだけ世界に大きな感動を与える戦いぶりだったことも事実だろう。アジア唯一16強進出した日本。史上初の8強の夢は次回に託された。(THE ANSWER編集部)