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コスパの良いFREETELのハイスペックスマホの性能はいかに!?

約4万円という価格でありながら6インチWQHD(1440×2560ドット)液晶やオクタコアCPU、3GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載した「FREETEL」ブランドから発売されたハイスペックなAndroidスマートフォン(スマホ)「SAMURAI KIWAMI(極)」(プラスワン・マーケティング製)。

今回はベンチマークアプリを使用してSAMURIA KIWAMIの性能がどのくらいのものか、見てみたいと思います。

◯今回利用したベンチマークアプリ
今回の検証に利用したベンチマークアプリは、先日に「Nexus 5X」などのベンチマーク記事にも利用した「AnTuTu Benchmark」(v5.7.1)および「3D Mark」、「Geekbench 3」、「LukaLukaBench」に、「AnTuTu Video Tester」と後述の理由により、「PCMark」を加えた6つのベンチマークアプリを使用しています。


端末情報取得アプリ「CPU-Z」で性能を表示したところ


◯テスト1:AnTuTu Benchmark

Nexus 5Xより「やや高め」の悪くない数値

定番のベンチマークアプリであるAnTuTu Benchでの結果は上記の通り。キャプションにも書いていますが、Googleのミドルレンジクラスのリファレンススマホ「Nexus 5X」(Qualcomm製「Snapdragon 808 MSM8992」を搭載)と比べるとやや上回るスコアとなります。

この辺りはヘキサコアCPUのNexus 5XとオクタコアCPUのSAMURAI KIWAMIでの差といったところでしょうか。もちろん、Nexus 5Xは2GB RAMなので、SAMURAI KIWAMIのほうがRAMが多いのもプラスに働いていると思われます。

◯テスト2:3D MarkPC Mark
こちらも定番のベンチマークアプリの3D Markでテストしようとしたら……動作しませんでした。


何度試してもエラーになって測れない…

筆者の環境が悪いのか、アプリ側が対応できていないのかは不明ですが、何度も計測を試みても上の画像のようなエラーが毎回表示され計測ができませんでした。

そこで、今回は3D Markと製作者が同じの別のベンチマークアプリのPC Markを使って再計測してみました。


スコアはかなり優秀

PC Markでのスコアは5113(上の写真=左)。スコアの近い端末の表(上の写真=右)を見てみると、これは「Xperia Z5 Compact」や国内未発売のハイエンドモデル「Galaxy S6 edge+」に迫るかなりの高得点を出していることがわかります。

端末価格比だけで決めるものではないですが、値段を考えると大健闘と言えるでしょう。

◯テスト3:AnTuTu Video Tester
動画の再生能力を数値化して採点するAnTuTu Video Testerでは以下のような結果となりました。


SAMURAI KIWAMIのスコア(写真=左)とNexus 5Xでのスコア(写真=右)

今回の項目ではSAMURAI KIWAMIのスコアがNexus 5Xを大きくリードしています。高解像度動画の再生時のカクつきなどもほぼ見られず、大画面を活かした動画視聴にも強いことが確認できました。

◯テスト4:GeekBench 3
CPUのマルチコア動作およびシングルコア動作を分けて計測する玄人向けなベンチアプリのGeekBench 3でも計測しました。


SAMURAI KIWAMIのスコア(写真=左)およびNexus 5Xのスコア(写真=右)

シングルコアのスコアでは劣っているものの、マルチコアの方では30%以上高いスコアを出しています。マルチコア性能がここまで高ければ、遊ぶのに高いスペックを要求するゲームでもかなり快適に遊べるかと思います。

◯テスト5:LukaLuka Bench
VOCALOIDの巡音ルカを踊らせてベンチスコアを計測するLukaLuka Benchでも筆者の趣味で計測しました。


SAMURAI KIWAMI(写真=左)とNexus 5Xの結果(写真=右)

先ほどのAnTuTu Video Testerなどとはうって変わって、Nexus 5Xの方が高い結果となりました。計測していて気がついた点としては、SAMURAI KIWAMIは常時fpsが秒間55フレーム前後だったのに対して、Nexus 5Xは60フレームをほとんど割ることがありませんでした。

ただし、SAMURAI KIWAMIとNexus 5Xでは解像度の違い(KIWAMIが1440×2560ドットのWQHDで、Nexus 5Xが1080×1920ドットのフルHD)があるため、この辺りがスコアに影響している可能性があります。

◯結果を振りかえる
一部項目では、低いスコアを出す部分があったものの、SAMURAI KIWAMIではおおむね高めのスコアが出てきました。もちろん、ベンチマークアプリのスコアがすべてというわけではありませんが、製品の性能を知る指標にはなるかと思います。

特に、SAMURAI KIWAMIの場合は本体価格が(受注生産の和柄モデルでなければ)4万円前後という価格帯のSIMフリースマホでここまでの基本性能を持った製品は今のところ他にはないかと思います。

通常の白・黒モデルも限定生産とのことなので、興味が湧いた人は早めに購入してもいいかもしれませんね。

記事執筆:河童丸


アプリ名:AnTuTu Benchmark
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:AnTuTu
バージョン:5.7.1
ANDROID 要件:4.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.antutu.ABenchMark



アプリ名:3D Mark - The Gamer's Benchmark
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:Futuremark Oy
バージョン:1.5.3285
ANDROID 要件:4.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.futuremark.dmandroid.application



アプリ名:PCMark for Android Benchmark
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:Futuremark Oy
バージョン:1.3.3083
ANDROID 要件:4.1以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.futuremark.pcmark.android.benchmark



アプリ名:Geekbench 3
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:Primate Labs Inc.
バージョン:3.3.2
ANDROID 要件:4.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.primatelabs.geekbench



アプリ名:LukaLukaBench
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:Prime of the Moon
バージョン:1.0
ANDROID 要件:4.0.3以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=prime.of.the.moon.LukaLukaBench



アプリ名:CPU-Z
価格:無料
カテゴリ: ツール
開発者:CPUID
バージョン:1.15
ANDROID 要件:2.2以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.cpuid.cpu_z





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