学生の窓口編集部

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元兵庫県議で、政務活動費を騙し取ったとして罪に問われている野々村竜太郎元県議が、初公判を欠席した。マスコミに追われるのを避けた形で、相当追い込まれているのが容易に想像できる。野々村議員は政務活動費を返却しているが、まだ罪は確定していない。今後どうなるのであろうか。芸能活動はどうだろう。今回は、地方議員になった芸能人を紹介する。


プリティ長嶋 千葉県議
ものまねタレントのプリティ長嶋は、市川市の市議会議員になったあと、千葉県議となった。1980年代はオレたちひょうきん族の準レギュラーとして活躍したプリティ長嶋は、笑っていいともなどにも出演した、懐かしいものまねタレントだ。長嶋茂雄監督のモノマネで家を建てたことでも有名で、ものまね芸で一財産築いた。近年は地方議員としても活動している。

●石井めぐみ 国立市市議
こちらも1980年代にオレたちひょうきん族で活躍した石井めぐみは、現在は国立市の市議。長男が重い障害を持っていたことで「ゆっぴぃのばんそうこう」などのドキュメンタリーとしても話題となった。長男は残念ながらなくなってしまったが、その後も社会的な活動は継続。2015年4月には地方議員に進出し、見事当選となった。

松野明美 熊本県議
マラソンランナーで独自のキャラクターで人気となった松野明美も、現在は熊本県議。松野は次男がダウン症という障害をもっていることもあって、障害者の住みやすい街をつくりたいとの公約を掲げて当選。現在は、手が話せない次男のために地元熊本や九州方面の活動がメイン。あまり全国の番組で見ることはなくなっている。

●青空好児 世田谷区議
現役の漫才師で最も古い歴史をもつ青空球児好児の青空好児は、世田谷区議だ。もともとPTA会長などを歴任し、リーダーシップのあった彼は世田谷区議に当選。無所属だが四選し、10年以上区議を続けているベテランの議員さんだ。

●林家とんでん平 札幌市議
北海道小樽出身の林家とんでん平は、初代の林家三平の最後の弟子だ。手話落語の第一人者としても知られ、落語家をしながらも福祉活動に熱心だった。そうした活動が政界進出へとつながり、札幌市議会選挙で当選。現在は三選しており、現役の札幌市議会議員として活動している。

●野々村元議員は?
タレントから議員になった人は多いが、議員からタレントになった人は少ない。野々村議員も罪を償ったら、持ち前のキャラクターを活かして芸能活動してはどうだろうか。