独身差別? 5割が「残業は独身者に」=台湾紙調査

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(台北 19日 中央社)独身者に関する意識調査で、回答者の半分に相当する49.3%が「出張や休日出勤は独身者に」「独身者の方が残業に適している」などと考えているという結果が出ている。「聯合報」が19日付けで発表した。

同紙が9月20日から26日にかけて18歳以上の1656人を対象に調査を行い、1084人から回答を得た。

それによると、実際に独身であることを理由に優先的に出張を命じられた経験があるとしたのは2割だったが、約半数が「自分が上司であれば独身者に残業や出張を命じる」と回答。「仕事内容によって決める」は22.7%で、多くの人が、家庭を持っていなければある程度の残業などは仕方がないと考えていることが分かった。

また、「剩女」(余り女)や「光棍」(独り身)という独身者を形容する最近の言葉に対しては、女性の方がより強い反感を持っており、63%の女性が「剩女」は差別用語だと認識していたが、男性では33%が「光棍」に不快感を示しただけだった。

身分法に詳しい政治大学の劉宏恩准教授は、「剩」という字には差別的意味合いが強く、社会的に、独身男性よりも独身女性に対してより差別意識が強いことの表れだと話している。