鹿児島読売テレビ

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 もしも、桜島が大規模噴火してスマホがつながらなくなったら。命を守る情報インフラとなる“通信”。“つながる安心”を守っていくことが課題です。桜島で通信インフラの復旧を想定した大規模な防災訓練が行われました。

(磯脇琢磨キャスター)
「桜島溶岩グラウンドに陸上自衛隊のヘリコプターがやってきました。通信回線が途切れたことを想定しての訓練が行われています。ヘリコプターの中には回線を復旧するための機材が入っているということです」

 NTTドコモ九州支社が行った防災訓練は、鹿児島では11年ぶり3回目。桜島で行われるのは初めてです。

 今回は、桜島の大規模噴火によって電波の送受信を行う基地局が被災し、スマートフォンやインターネットなどの通信がつながりにくくなった状況を想定。

 会場には、通信を復旧させるための移動基地局車や、能登半島地震の教訓を受けて開発された車両を停められない場所にも設置できるミニコンテナ基地局などが並びました。

 また、ドローンを使って川や海などを渡って通信ケーブルや物資の輸送を行う様子も披露されました。

(NTTドコモ九州支社災害対策室・佐田公志室長)
「桜島の一番大きかった噴火が大正噴火になるが、その時に20センチ以上の降灰があったと聞いている。陸路が使えない状況でいかに復旧するか。空から海からのアプローチを重点的に行う必要がある」

 桜島学校の5・6年生も訪れ、災害時に役立つ知識を広げました。

(桜島学校・児童)
「たくさん色んなブースが合ったり体験もあったからいい機会になった」

(桜島学校・児童)
「新聞紙とビニール袋(で作った)。ケガして周りに大人とかがいなかった時に役に立ったらいいなと思った」

(NTTドコモ九州支社災害対策室・佐田公志室長)
「災害時には命に係わる通信が発生するので、その点に関しては通信の維持・確保または早期復旧が大切と思っている。通信会社としても72時間の通信復旧を目指す」

 ドコモでは自治体などと連携しながら、災害時の通信確保に向けた訓練を続けていくとしています。