前回覇者の北朝鮮は、初戦で台湾に10発圧勝。格の違いを見せつけた。(C)AFC

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 中国で開催中のU-17女子アジアカップで、注目国はグループステージ(GS)初戦でそれぞれ白星を飾った。ホスト国の中国はミャンマーに6−0、日本はレバノンに13−0、オーストラリアはインドに2−0と順調な滑り出しだ。

 優勝候補の北朝鮮は台湾に10−0の完勝を収めた。この一戦を、北朝鮮と同組の韓国のメディア『OSEN』は、「ユ・ジョンヒャンが一人で5ゴールの大爆発+シュート数39−1で圧倒、チャンピオン北朝鮮サッカーの実力は尋常じゃない! 台湾に10−0で大勝...韓国を2位に押し出しC組首位」と見出しを打った記事で、その戦いぶりを報じた。

「ディフェンディングチャンピオンの北朝鮮は、今大会でも強かった。北朝鮮はこの大会で通算4度、優勝しており、日本と並んで最多優勝国だ。男子サッカーの競技力は高くないが、女子サッカーは世界的な水準だ」

 16歳の点取り屋に注目する。

「北朝鮮は、その強さを遺憾なく発揮した。ワントップで出場したフォワードのユ・ジョンヒャンは、一人でなんと5ゴールを叩き込むという驚異的な力を見せつけた。ユ・ジョンヒャンは昨年のワールドカップでブラジルを相手に2ゴールを決め、2−0の勝利に導いた世界的なストライカーだ」

 昨年のU-17女子W杯にも出場しているユ・ジョンヒャンは、大会通算8ゴールで得点王に輝き、北朝鮮の優勝に大きく貢献。今回のU-17女子アジア杯でも、初戦でその実力をさっそく発揮した格好だ。
 
 同メディアは「2列目のアタッカ―で出場したキム・ウォンシンは1得点・1アシストと際立った活躍を示した」と記し、「北朝鮮はポゼッション率78%を記録し、シュート数でも39−1と台湾を圧倒。枠内シュートに至っては、なんと15−0だった」と振り返る。

 なお、韓国は初戦でフィリピンに5−0で快勝。得失点差で、先述のとおり、北朝鮮に次いでグループ2位だ。

 両者は5月8日のGS最終節で相まみえる。記事では「この試合は、勝者がグループ1位となる事実上の順位決定戦だ」と“南北対決”を見据え、「現在の北朝鮮の攻撃力を考えれば、韓国が勝利を確信するのは難しいだろう」と展望した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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