26人のメンバー予想布陣図。チームの骨格はイングランド戦のスタメンだ。(C)SOCCER DIGEST

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 5月15日のメンバー発表まで、すでに1か月を切った。果たして、北中米行きの切符を手にするのは誰か。ここでは、3月の英国遠征(スコットランド、イングランドにいずれも1−0で勝利)でのパフォーマンスなどを判断材料に、ワールドカップに臨む日本代表メンバーを前回大会と同じ登録26人と仮定して3-4-2-1システムに当てはめた。

 まずはチームの骨格を成す11人を選んだ。勝手ながら「骨格=オランダ戦のスタメン予想」とすると、このグループリーグ初戦のピッチに立つのはイングランド戦で先発したメンバーと考える。ある程度ボールを握られつつ、カウンターを狙う戦い方を想定するとオランダ戦はイングランド戦のような展開になりそうだからだ。

 イングランド戦のスタメンは以下の通り。GKは鈴木彩艶(パルマ)、3バックが渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、伊藤洋輝(バイエルン)で、ボランチは鎌田大地(クリスタル・パレス)と佐野海舟(マインツ)。右ウイングバックが堂安律(フランクフルト)で、左ウイングバックが中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)、シャドーは伊東純也(ゲンク)と三笘薫(ブライトン)、CFは上田綺世(フェイエノールト)だった。

 この11人に、ほぼ確定組を肉付けしていく。GKは早川友基(鹿島アントラーズ)と大迫敬介(サンフレッチェ広島)で決まりと見る。3月の連戦で鈴木をいずれも先発させた起用法から察するに、すでに「鈴木=レギュラー、早川と大迫=控え」の序列が成立している可能性が高い。もはや競争をさせず、落ち着いたスタンスで本番に臨むと考えれば、「鈴木、早川、大迫」の3人になる。
 
 フィールドプレーヤーに目を移せば、左CBに鈴木淳之介(コペンハーゲン)、左ウイングバックには前田大然セルティック)、右シャドーには久保建英(レアル・ソシエダ)をチョイス。この3人を加えた計16人は余程のアクシデントがない限り、メンバー外にならない。久保はスタメン候補のひとりで、日本がボールを保持できる試合で重宝されそうだ。

 残り10名で、バックアップが足りないポジション──CF、左シャドー、右ウイングバック、左右のボランチ、リベロ、右CBに人材を配置したいが、ここからが難しい。

 左シャドーに推進力を買って鈴木唯人(フライブルク)、右ウイングバックに守備固め要員として菅原由勢(ブレーメン)、左ボランチには最近の招集歴で田中碧(リーズ)を配置。そしてリベロに冨安健洋(アヤックス)、右CBに板倉滉(アヤックス)を選出したが、このふたりはクラブで戦列復帰したばかりでいわゆる“不確定要素”。本大会でコンディションを崩しても不思議はないので、7人目のCBとしてイングランド戦でも好パフォーマンスを見せた瀬古歩夢(ル・アーブル)を入れた。
 CFとボランチのバックアッパーに迷う中、ラスト4枠。CFは「後藤啓介(シント=トロイデン)vs小川航基(NEC)vs町野修斗(ボルシアMG)vs塩貝健人(ヴォルフスブルク)」、ボランチは「藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)vs遠藤航(リバプール)vs守田英正(スポルティング)」という構図になると予測した。

 CFはクラブでコンスタントに使われている後藤、クラブで出番減少中も爆発力を秘める塩貝、ボランチは悩み抜いた末に藤田と守田を選択した。2月に左足首を負傷した遠藤のコンディションは現時点で万全ではなく、冨安と板倉の他に“不確定要素”を増やしたくない。

 3月選外の守田をなぜ入れたのか。決定的な理由はひとつ。鎌田の代わりにゲームコントロールできる選手は守田しかいないと見ているからだ。鎌田が潰された場合の次善策を想定するなら、守田を手元に置くべきである。