ASUS JAPANは4月21日、ルーター新製品「ROG Rapture GT-BE19000AI」の日本国内向け発売を発表し、メディア向けの説明会を実施した。すでにグローバル向けには15か月前に発売されていた製品のAI機能搭載型という位置づけで、満を持して日本国内での発売も決定したという形。実機を見てきた。

ルーターにAIコア搭載、ASUS「ROG Rapture GT-BE19000AI」実機を見てきた

今回発売が決まったのはROG Rapture GT-BE19000AIで、グローバル向けにはすでにGT-BE19000が発売済み。

独自のAI CoreをSynaptics Astra SL1680上に構築して推論性能を導入した点が特徴で、別途ルーターがネットワーキングに利用するCPUや無線チップセットとは独立して動作できる。これによってユーザーはDockerやPortainer Community Editionを用いてAI機能をネットワーク性能に影響させずに利用でき、ネットワークの応答性をAIに任せて高められるという。

有線での接続性には10G WAN×1を備え、そのほか10G LAN(ゲーミングポート)×1、2.5G LAN×4、1G LAN×1を備えて大半の端子で2.5G LANを採用。無線ではWi-Fi 7に対応して8本のアンテナを備え、各無線周波数チェーンには独立した高出力アンプを組み合わせている。

消費者向けルーターとは思えないほど大ぶりのヒートシンクで埋め尽くされた基板

外装はROGブランド製品で採用が増えてきた透明パーツがあしらわれる

AI性能を生かしてゲーミング性能を強化するとアピール。各レベルでの最適化を行うとのこと

国土が広い外国や、ヨーロッパ圏ではプレイヤーのメンツなどに応じて最適なサーバーが若干遠いこともあり、サーバーへの経路選択は日本より難しい場合も

昨今増えるホームスマートデバイスも一元管理。様々なプロトコルやメーカ独自の環境にまとめて接続できる

Web GUIがとてもグラフィカル。一発で性能を最適化するQoEスイッチ機能を備え、用途に応じた設定を自動的に適用できる

広告のブロックやトラッキングのブロックもとても簡単

ダッシュボードの様子

大きく、ラグジュアリーなパッケージ

なお質疑ではこのルーターそのものへのOpenClaw等のインストールについて聞かれる様子が見られたが、あくまで搭載するOSとサポートするDocker次第という回答だった。強力な構成と性能を生かした使いこなしについては、ある程度ユーザーの技量によるところが大きそうだ。