アジア二次予選で北朝鮮、シリアと同じB組に入った森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 7月27日に行なわれた2026年の北中米ワールドカップ・アジア二次予選のドローで、日本はB組に入り、シリア、北朝鮮、ミャンマーとマカオの勝者との対戦が決定した。

 これを受けて、韓国メディア『SPOTV』は、「北朝鮮の対戦に悩まされた日本、12年前に経験した恐怖感MAXの平壌遠征に行かなければならない」と題した記事を掲載。「2026年W杯本選進出を確信する日本だが、出発となるグループ分けには震えているようだ」と切り出し、こう続けている。

「日本が2022のカタール。ワールドカップで16強に進出し、ドイツ、スペインなどを相手に良いパフォーマンスを見せた点を考えれば、十分に突破は可能だ。しかし、各国が置かれた環境を考慮すれば、容易ではない相手という分析も出ている」

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 同メディアは「特に、その中でも反日感情がある北朝鮮遠征は極めて難しい。アルベルト・ザッケローニ監督体制で行なった2011年11月15日の2014年ブラジルW杯ニ次予選の平壌遠征で0−1と敗れたという痛みを経験している」と伝えている。

「平壌順安国際空港に到着後、入国審査には4時間以上もかかった。選手たちの携帯電話も保安を理由に出国前まで押収され、ホテルでも階と階間の移動を制限してミーティングもきちんとできなかった。ラーメン、ガムなどは没収され、装備搬入でも厳格な規制で日本サッカー協会(JFA)がアジア・サッカー連盟に抗議するなど苦痛を経験した」

 記事は「金日成総合競技場に行くのも恐怖であり、組織的な応援と北朝鮮選手の肉弾戦に耐えられず、0−1で敗れた。JFAは平壌に入る前に前に選手団にあらかじめ『散歩またはショッピングの禁止』、『政治的質問への回答監視』などの対策を打ったが、恐怖の雰囲気の中では無駄だった」と綴っている。

 そのザックジャパンでも主力だった吉田麻也は、最近出演した番組で、北朝鮮遠征の過酷さを明かしていた。中立地開催の可能性も取り沙汰されているが、来年3月26日に敵地へ乗り込むのであれば、森保ジャパンにとっても、一筋縄ではいかない一戦となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部