また、油田サービス会社の「シュルンベルジェ」は、再生エネルギーに注力していることから脱炭素関連企業として市場の評価が高まっていますが、当ファンドの運用チームが注目しているのはAIを活用して油田の発掘を効率化するデジタル部門の成長にあります。重厚長大産業の代表と見られがちですが、AIの活用をきっかけに企業内容が大きく変わりつつあります。非常に楽しみな銘柄と位置付けています。

 ――ファンドは、ポジションをこまめに調整し、時には大胆に銘柄の入れ替えも行っています。これまでは、柔軟な売買がパフォーマンスを大きく向上させる力になっていました。今後もうまくいくといえるのでしょうか?

 井村 アリアンツ・グローバル・インベスターズのサンフランシスコ拠点の前身といえるRCMはマイクロソフトやアップルが創業する以前の1970年にサンフランシスコで創業し、隣接するシリコンバレーと呼ばれるIT企業の集積地とは、50年以上にわたって親しく交流しています。「グローバルAIファンド」の運用チームはこの旧RCMの運用の流れを汲んでおり、巨大企業に成長したIT企業の経営陣とも直接会って話ができる関係を築いています。

 また、「グローバルAIファンド」の運用チームの中心メンバーは、約10年前にテクノロジー株式のロング・ショート運用を行っていた経験があります。きめ細かくウエイト調整してポジションをコントロールしていた経験やノウハウが、現在の機動的な運用に活かされていると思います。

 さらに、RCM時代から行ってきている独自の調査ツールのグラスルーツ・リサーチ(草の根の調査活動)のネットワークは、業界関係者から実際のユーザーに至る様々な関係者をつないでいて、現状を客観的に把握する武器になっています。

 このようにトップの頭の中から、ユーザーの反応までの情報を分析した上で、確信をもって投資判断をしてきています。運用チームは、これからも、これまで同様に、投資先に設けた目標株価を目安に、その時々の市場環境に合わせた対応を的確に行っていけると自信をもって言うことができます。

 ――AIの成長は漠然としていてつかみづらいところがあります。どのような未来が拓けてくるのか、数字などで示せる具体的な成長イメージはありませんか?

今井 AIの成長は、様々な分野で同時に起こっていますので、数値で示すことは難しい部分があります。しかし、AIにできることにはまだ限界がありますので、今なお研究が活発に行われています。AIの成長が導く未来は明るいでしょう。

 三井住友DSアセットマネジメントはWebセミナーシリーズ「Action 2030」で10年後のワクワクするような未来を展望していますが、11月30日に開催するセミナーのデーマが「AIに未来はあるのか!?」です。シリーズのMCであるアナウンサーの青木源太さんが、牛久祥孝さんやSHWROOM代表の前田裕二さんとAIの未来について語り合います。前田さんや牛久さんはAIの具体的な研究や活用事例にも精通していらっしゃいますので、事前準備でお話を聞いているだけでワクワクするような未来が拓けてくることがわかります。

 この「AI」をテーマにしたセミナーには、「グローバルAIファンド」を取り扱っていただいている販売会社をはじめ、約60社の販売会社が協賛の意向をいただき、驚くほど反響が大きいセミナーになっています。それほど、AIの成長性についての関心は高いと改めて感じました。

 当ファンドは、確かに、基準価額が4万円に到達し、もう十分に値上がりしたので、ここからの値上がりは難しいのではないかというご懸念の声も聞こえてきます。しかし、AIの成長は、いままだ入り口に立ったといえるような状況です。これから20年にわたって大きな成長が期待できる分野といえ、長期の資産形成に適したテーマであると考えています。せひ、当ファンドを資産形成のコアとなる商品としてご活用をご検討ください。(グラフは、「グローバルAIファンド」の設定来のパフォーマンス推移)(情報提供:モーニングスター社)