大東建託は12月18日、第1回「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<全国版>」の結果を発表した。

全国1,896自治体に居住する18万4,193人を対象に、現在居住している自治体について、大変満足:2、満足:1、どちらでもない:0、不満:-1、大変不満:-2として満足度を評価してもらい、その平均値を集計した。なお、回答者数が30人以上の自治体を集計対象としている。

○住みここちランキング、1位「福岡市中央区」

「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2019<全国版>」


1位は「福岡市中央区(福岡県)」(評点1.07)。同エリアは、天神や大濠公園などがある福岡市の中心部で、天神からは中州を挟んで博多駅まで徒歩で移動できる。居住者からは、「百貨店や商業施設、セレクトショップなどが立ち並ぶ買い物エリアと、自然豊かな公園が徒歩圏内にある。バス網が発達しているので、行きたいところに行きやすい」(女性30歳)などの声が寄せられた。

以下、2位「中央区(東京都)」(同1.06)、3位「大阪市天王寺区(大阪府)」(同1.05)、4位「大阪市西区(大阪府)」(同1.03)、5位「名古屋市昭和区(愛知県)」(同10.2)、6位「糟屋郡新宮町(福岡県)」(同1.00)、7位「長久手市(愛知県)」(同1.00)、8位「神戸市灘区(兵庫県)」(同1.00)、9位「文京区(東京都)」(同0.99)、10位「大阪市北区(大阪府)」(同0.99)と続いた。

総合トップ5は都心部へのアクセスが良く、商業施設やセレクトショップなどが多い街が並んだ。6位の糟屋郡新宮町は福岡市のベッドタウン、7位の長久手市は名古屋市のベッドタウンで、全国的に大都市近郊の開発されている街が高評価を得る傾向がみられた。