「悪魔的な左足」を持った10人のレフティーモンスター
レフティーにロマンを抱くサッカーファンは少なくない。
世界的に見ても左利きの選手は少なく、おそらくはそうした事情が関係しているのだろう。
現役選手にも優れたレフティーは数多く存在するが、今回はその左足が“悪魔的”と表現するに相応しい選手をQoly編集部がピックアップ!
コントロールやドリブル、パス、シュート…。相手にとってとにかく脅威となる左足を持った10人の現役選手を見ていこう。
1. アンヘル・ディ・マリア
生年月日:1988/02/14 (28歳)
国籍:アルゼンチン / イタリア
所属クラブ:PSG(FRA)
ポジション:FW
コメント:ディ・マリアの左足は全てが一級品だ。ドリブルやパスはもちろんシュートも素晴らしく、先日のCLではコーナーキックから直接ゴールを狙ったほど。右足ではほとんどコントロールしないが、そんなことが全く気にならないほどその左足は驚異的。ズラタン・イブラヒモヴィッチの退団によって、今季はPSGでより活躍が期待される。
選出者:編集部S
2. リヤド・マフレズ
生年月日:1991/02/21 (25歳)
国籍:アルジェリア / フランス
所属クラブ:レスター(ENG)
ポジション:FW
コメント:2015-16シーズンのPFA年間最優秀選手。レスターの優勝と共に注目を浴びビッグクラブへの移籍も囁かれた。何と言ってもドリブルに注目が集まるが、左足のキックも素晴らしくセットプレーでも大きなチャンスを演出する。先月もアルジェリア代表として、レソト戦でフリーキックを決めている。
選出者:編集部Q
3. アンドレス・ダレッサンドロ
生年月日:1981/04/15 (35歳)
国籍:アルゼンチン / イタリア
所属クラブ:リーベル・プレート(ARG)
ポジション:MF
コメント:足裏を使ってボールをこねくり回す“ラ・ボバ”で一世を風靡したダレッサンドロ。時代が戦術的な近代サッカーへと移行する過渡期にあり、クラシカルな司令塔だった彼は欧州や代表ではあまり成功を収められなかったが、王国ブラジルでそのテクニックを存分に生かし2010年に南米最優秀選手に輝いている。南米といえばレフティーの宝庫のような印象もあるが、実は彼の受賞が1998年のマルティン・パレルモ以来12年ぶりのことであった。
選出者:編集部H
4. アンドリー・ヤルモレンコ
生年月日:1989/10/23 (26歳)
国籍:ウクライナ
所属クラブ:ディナモ・キエフ(UKR)
ポジション:FW
コメント:右利きよりもレアであるが故か、どこかに漂う天才性・・・。特に「天才肌」という言葉はサッカーにおいて、やはり左利きの選手によく似合う。その「天才肌」の中でも現役屈指の選手が、ウクライナ代表のヤルモレンコだ。万能型のアタッカーである彼だが、技術の幅というよりも発想の幅が非常に広く、0から1を生み出すような個人技が魅力。局面での発想力は悪魔的なものを感じさせる。26歳になった今も不思議と国内でプレー。代表の僚友コノプリャンカのように西欧へ旅立つ日を心待ちにしているファンは多いに違いない。
選出者:編集部O
5. アテム・ベナルファ
生年月日:1987/03/07 (29歳)
国籍:フランス / チュニジア
所属クラブ:PSG(FRA)
ポジション:MF
コメント:現役選手の中で最も左足の技術が高いのは誰か?おそらくベナルファならば、ドリブル突破の威力はメッシをも上回るのではないか。圧倒的な加速と切れ味、アイデア、そしてそのプレーから垣間見える大きなエゴ。そのトラブルメーカーぶりも含めて、「悪魔の魅力」があるレフティである。彼に依存しすぎると魂を取られるぞ!
選出者:編集部K
6. フッキ
生年月日:1986/07/25 (30歳)
国籍:ブラジル
所属クラブ:上海上港(CHN)
ポジション:FW
コメント:川崎フロンターレのサテライトで都倉賢(現・札幌)らとプレーしていたのも今は昔。当時からフッキの「大砲」は有名だったが、現在は言うまでも世界レベルの認知度を誇る。あのモンスター級の破壊力で、2年に渡りJ2を席巻していたと言うのは今では悪い冗談のようだ。日本ではやや壁にぶつかっていたようにも感じられたが、ポルト移籍後にチームプレーヤーとして成長。2014年のブラジルワールドカップで元気な姿を見せてくれたことは、当時を知るJリーグファンにとっても嬉しい出来事だった。
選出者:編集部O
7. アレハンドロ・グリマルド
生年月日:1995/09/20 (21歳)
国籍:スペイン
所属クラブ:ベンフィカ(POR)
ポジション:DF
コメント:今、編集部Kが最も推していきたい左サイドバックだ。バルセロナの下部組織で育成された彼はポルトガルへの移籍でその名を一気に高めそうである。豊富な運動量と切れのあるテクニック、そして何よりも圧倒的な精度を誇る左足。クロスでのアシストだけでなくフリーキックも大きな魅力だ。しかもまだ21歳。今後数年間でワールドクラスのタレントになるはずだ。
選出者:編集部K
8. メスト・エジル
生年月日:1988/10/15 (28歳)
国籍:ドイツ / トルコ
所属クラブ:アーセナル(ENG)
ポジション:MF
コメント:悪魔的な左足というと、かつてのアドリアーノのように破壊力抜群な印象がある。一方でメッシと並びエジルが誇る華麗な技術を忘れてはならない。実はEUROにて右足で左足を上回るシュート数を記録しているが、今季のプレミアリーグを含めてゴールはヘディングを除き全て左足だ。
選出者:編集部Q
9. ネネー
生年月日:1981/07/19 (35歳)
国籍:ブラジル / スペイン
所属クラブ:ヴァスコ・ダ・ガマ(BRA)
ポジション:FW
コメント:一時のリーグアンにおいて、もはや手がつけられないほどの活躍を見せたネネー。なかでも圧巻はキックの精度であり、フリーの状態でボールを蹴らせるとほぼ確実に枠の中へと飛ばしてくる。PSGで一時代を築くかに思われたのだが…ズラタン・イブラヒモヴィッチに追いやられる形でチームを去った。リーグアンで35歳になった現在はブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマでプレー中。背番号はもちろん「10」だ。
選出者:編集部S
10.ホニー
生年月日:1986/05/11 (30歳)
国籍:ブラジル
所属クラブ:無所属(ヘルタ・ベルリンを退団)
ポジション:DF
コメント:時速222kmの史上最速のフリーキックを決めたとして話題になったレフティーモンスター。ハマった時の爆発力は驚異的である一方、左足の破壊力以外は微妙なため使う側としては「帯に短し襷に長し」なタイプか。ちなみに、現在ボルシアMGに所属しているブラジル人MFハファエウは彼の実兄。
選出者:編集部I
