キャンパスで路上鍋開催。本音のコミュニケーションを取り合う
2月12日放送、「NHKニュース おはよう日本」(NHK総合)では、キャンパスの路上鍋。千葉県は市川市にある千葉商科大学では、「路上鍋」が行われた。通り掛かる学生が自由に参加し、自由に議論するものだ。学生の斎藤さんが企画したもの。斎藤さんは孤立を感じ、友達と本音のコミュニケーションを取れない学生が多いのではないかと感じていた。大学側も同じ問題意識を持っていたため、路上鍋が開催された。路上鍋のテーマは「友達とは?」といった議論や、「イジメ問題」など、多岐にわたり、いろいろな学生が話し合った。
大学では、ワイワイ騒いで仲間を作る人ばかりではない。なかなか友達ができず、ランチをひとりで食べる人も一部いる。ただ、大学の食堂はオープンな座席になっており、基本的に相席だ。大東文化大学の東松山キャンパスでは、ひとり飯専用のひとり席が設けられた。対面の人と目が合わないようにアクリルの仕切りが設けられ、ひとりで食事を楽しむことができる。まるでファストフードのお店だが、これまでひとり飯で悩んでいた人には朗報。カウンターに座っているかのような気分で食事することができ、評判は上々だ。全部で375席あるうちの72席が、ひとり席として設置された。いかにひとりで食事を食べる人・食べたい人のニーズが高いかということがよく分かるだろう。
将来優れたビジネスパーソンになるにはランチタイムも重要だ。ランチの時間にビジネスの話をして、業務に役立てるということは、日本でもアメリカでも同じだからだ。だが中にはどうしても友達ができなかったり、人と一緒に行動するのが嫌な人もいる。ネット時代の発達で、そういったコミュニケーションが苦手な人のニーズもクローズアップされるようになってきた。今回の路上鍋はそれと逆を行くもので、コミュニケーションが苦手な人でも、知らない人の輪に飛び込み、活発に議論し、新しい知見や友人を得ようというもの。千葉商科大学の試みは、ひとり飯の増加を懸念したものでもあるだろう。もちろん参加は強制ではなく、コミュニケーションを取りたいと思えば自由に飛び込んでいいのだ。
