資料写真=CG技術で再現された円明園内の十二支像

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(嘉義 29日 中央社)国立故宮博物院南部院区(故宮南院、嘉義県)が28日、14年以上の準備期間を経てプレオープンした。そんな中、俳優のジャッキー・チェンさんが記念として同院に贈呈し、中庭に展示された十二支像が波紋を呼んでいる。

十二支像は本来、中国大陸・北京の円明園内の噴水に設置されていたもので、南院に贈られたのは頭部の複製品。だが、展示された様子はさながら“さらし首”状態になっていることや、そもそもレプリカであることなどから、一部の専門家から「中国大陸が台湾を侮辱した」などの不満の声が上がった。

国立故宮博物院(台北市)の馮明珠院長は29日、十二支像についてジャッキーさんから2年前に贈呈の打診があったと説明。故宮内部の審査で問題は提起されず、南院の設計担当者も院内での展示を了承したと設置の経緯を語った。

展示場所と方法については参観者を歓迎する意味が込められていると強調。単なるパブリックアートだとして理解を求めている。

(黄国芳/編集:齊藤啓介)