Googleに事業を買収される前に知っておきたかったこととは?

By Aidan
オンライン写真編集サービスの「Picnik」とウィジェットエンジンの「Phatbits」はGoogleによって買収されたスタートアップ企業です。2つの会社を設立した元CEOのジョナサン・スポサト氏がGoogleへ事業を売却した経緯から、「Googleに事業を買収される前に知っておきたかったこと」をブログで公開しています。
What I Wish I Had Known Before Selling to Google | Inc.com
http://www.inc.com/magazine/201402/jonathan-sposato/lessons-from-selling-to-google.html

By Greg Wass
その5年後、スポサト氏は、新たに立ち上げたオンライン写真編集サービスの「Picnik」をGoogleへ売却することになりますが、Phatbitsの時とは異なり、売却交渉は6カ月という長期間に及びました。売却合意後の3か月間はGoogleへの事業結合の処理で目もくらむような忙しさを経験し、25人いたPicnikチームの内3分の1が1年以内に退職。スポサト氏は売却から2年間Picnikにとどまり、共同創立者だったダリン・マセナ氏とマイク・ハリントン氏も1年以上残って働きましたが、Googleは2012年にPicnikの全てのサービスを終了することを決定しました。

By Mark Botham
Picnikの多くの機能はGoogle+に引き継がれていますが、全ての機能が使えるわけではありません。一部のユーザーからはサービス終了の撤回を求める請願が行われましたが、サービス終了が撤回されるには至りませんでした。この時スポサト氏は「多くのPicnikを愛用してくれたユーザーたちをがっかりさせるために事業を立ち上げたのか?」と感じ、今でも「買収への合意は正しかったのか」と考えることがあるそうです。

Googleは2012年4月19日にPicnikのサービスを完全に停止。スポサト氏はサービス終了時に全てのユーザーにEメールを送るなど、最後までユーザーフォローを行っていました。Googleが買収後たった2年でサービスを停止してしまうことを知っていれば、Picnikは違った方向を選んでいたのかもしれません。
