3Dはオワコンなのか?3Dスマホも3Dデジカメも風前の灯火

写真拡大

任天堂が「ニンテンドー3DS」から3D機能を省いた「ニンテンドー2DS」を10月12日に発売すると北米で発表しました。

一時期は、液晶テレビ、デジタルカメラ、スマートフォンなど、映像に関わる分野の製品がこぞって3D表示機能を搭載して市場に登場しましたが、最近ではあまり話題になっていません。

特にスマートフォンやデジタルカメラなど小型ガジェットにおいては、店頭で3D製品を見ることがほぼ皆無です。わずか2〜3年前はこれからラインナップが増えていくのかも?なんて期待もさせる程の勢いでしたが、実際はあっさり姿を見なくなりました。

そのわずか2〜3年前の出来事を製品で振り返ってみましょう。


■3D対応スマートフォン
スマートフォンでは、2010年に単眼カメラながら初の3D液晶ディスプレイを搭載したソフトバンクモバイル「GALAPAGOS 003SH」が登場し、翌2011年には2眼カメラのNTTドコモ「AQUOS PHONE SH-12C」、au 「AQUOS PHONE IS11SH」、ソフトバンクモバイル「AQUOS PHONE Softbank 006SH」(いずれもシャープ製)が登場しています。

3D対応のスマートフォン
NTTドコモ
・AQUOS Phone SH-12C
・AQUOS Phone SH-01D

KDDI au
・htc EVO 3D
・AQUOS Phone IS12SH
・AQUOS Phone IS11SH

ソフトバンクモバイル
・AQUOS Phone 102SH
・AQUOS Phone 006SH
・AQUOS Phone 009SH

初期の3Dスマートフォンは、単眼式で、端末をスライドして視点の異なる画像を撮影して3D画像を作成していましたが、後に2眼式が登場し、通常と同じその場でシャッターを切るだけの撮影方法で3D画像と動画が撮影できるようになっています。搭載液晶は裸眼で3D効果を体験でき、2Dと3D表示が切り替えられる仕様となっています。


■3Dデジタルカメラ
デジタルカメラでは、富士フィルムが、2009年に初の3D動画/静止画撮影対応デジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」を発表、翌2010年に「FinePix REAL 3D W3」を発表しましたが、W1は2010年10月に、W3は2013年5月に出荷終了していますので、現時点(2013年8月現在)での入手は市場流通在庫のみとなります。撮影した3D画像は、本体のほかに、別売りの3D & 2D デジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V3」や、3D対応テレビなどで鑑賞でき、さらに3Dプリントにすることができます。

その後、2012年に Panasonicから ルミックス「DMC-3D1-K」が発売されています。現時点で唯一の国内カメラメーカーの3Dデジタルカメラとなりそうです。こちらも、撮影した3D画像はカメラ本体のほか同社の3D対応テレビなどで鑑賞できます。

3Dデジタルカメラは、2つのレンズを搭載して、カメラに搭載された3D液晶や3D対応液晶テレビなどで3D映像を見ることができます。


3DSの廉価版「ニンテンドー2DS」も発表され、映画や液晶テレビくらいしか市場として維持できてないようです。華やかに登場した3D市場ですが、現状は苦しい状況になっています。今後、Google glassなど新しいスマートデバイスの登場などで、その輝きを取り戻すことは可能なのでしょうか。