中国大手検索サイト百度の掲示板に「ロンドン五輪110mハードルの劉翔の転倒は故意だった可能性を分析」というスレッドが立てられた。中国の国民的英雄である110mハードル代表の劉翔選手が、予選で転倒し途中棄権したことについて、スレ主は「故意ではないか」と主張した。

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 中国大手検索サイト百度の掲示板に「ロンドン五輪110mハードルの劉翔の転倒は故意だった可能性を分析」というスレッドが立てられた。中国の国民的英雄である110mハードル代表の劉翔選手が、予選で転倒し途中棄権したことについて、スレ主は「故意ではないか」と主張した。 スレ主によれば、劉翔選手は最初のハードルに左足をひっかけて転倒したが、右足は最後まで着地しなかったことに注目。普通は本能的に右足を出してバランスをとろうとするのが本能だが、右足が出なかったのはわざと転倒したからではないかと分析した。また、スローモーションで見た場合、劉翔選手は最後までバランスを崩してはおらず、故意ではないとしたら、ハードルの手前ですでに右足の靭帯が断裂していた可能性もあると述べた。

 スレ主の主張に同意する意見として、次のようなコメントが寄せられた。 ・「オレは劉翔が走る前から転倒するんじゃないかと感じていた」・「オレはごく普通の小市民にすぎないが、大衆を騙す行為は許せない」・「もし転倒していなかったとしても決勝には残れなかっただろうからね。でも中国人は金メダルを期待している。でも本人も決勝に入れないと分かっている。だから…」

 しかし反対意見も少なくなく、「なぜ故意に転倒する必要があるのだ?故意に転んでアキレス腱を切ったとでも言うのか?」、「故意かどうかはすべて妄想にすぎない。だがオレは1人の中国人として劉翔を信じるべきだと思う。分析なんて重要なことではない」といった意見があった。

 ほかにも、スレ主を非難するコメントも少なくなく、「劉翔がオリンピックに出たのは中国の栄誉のためだ。試合前の右足は本当に痛くてつらかったのだ。それでもオリンピックに参加した。スレ主はどんな資格があって劉翔についてとやかく言うのだ?彼は精一杯努力したのだ」と劉翔を擁護するコメントや、「みんなは中国代表が故意に転んだと思うくらい卑屈になっているんだ」と皮肉を述べるユーザーもいた。(編集担当:畠山栄)