ジャガイモ栽培と養蜂業の連携で農村振興後押し 中国・貴州省威寧県

【新華社貴陽5月21日】初夏の中国貴州省畢節(ひっせつ)市威寧イ族回族ミャオ族自治県ではこのところ、わせジャガイモが収穫期を迎え、養蜂業も採蜜を行う繁忙期に入っている。これら二つの特色ある産業が地元住民の増収をけん引し、農村振興に寄与している。
同県中水鎮新街村では、8千ムー(約533ヘクタール)のわせジャガイモ畑が収穫の真っ盛りで、村の人々が手分けしてイモ掘り、選別、運搬作業にいそしんでいる。
今年、同鎮では早生ジャガイモ栽培が13の村に広がり、農家4千世帯以上の増収につながった。収穫後は輪作で地域特産の野菜を育て、土地の価値向上を図る。
ジャガイモに加え、同鎮の小寨社区(コミュニティー)の養蜂産業も住民に利益をもたらしている。ニセアカシアの花が咲く時期には巣箱が整然と並び、ミツバチが忙しく飛び回って蜜を集め、授粉する豊かな農村風景が広がる。
同社区はここ数年、地域の実情に応じてリンゴやチェリー、ハニープラム(蜂糖李)などの特色ある果樹産業の発展に力を入れており、栽培規模は年々拡大している。
さらに同社区では、「果樹+(プラス)ミツバチ」という生態循環モデルも編み出した。果樹の花がミツバチに良質な蜜源を提供し、ミツバチが果樹の花に効率的な受粉を行うことで、「花がミツバチを育て、ミツバチが果実の成長を促す」という好循環を実現している。(記者/崔暁強)
