送信機にE-inkでイラストが描ける「Insta360 Mic Pro」 3マイクアレイを搭載 32bitフロート内部録音も
Insta360は、フラッグシップワイヤレスマイク「Insta360 Mic Pro」を5月19日(火)に発売した。32bitフロート録音が可能なほか、送信機にチャンネルのアイコンなどの図案を表示できる。
クリエイター、映像制作者、ポッドキャスター、イベント関係者などを対象としたワイヤレスマイク。
Insta360のワイヤレスマイクとしては、これまで受信機をスマートフォンに取り付けるタイプの「Mic Air」がアクションカメラのアクセサリーとして存在した。新製品の「Mic Pro」は、ミラーレスカメラのアクセサリーシューに取り付けるタイプの受信機をInsta360で初めて採用する。
また、送信機のE-inkディスプレイ搭載、3つのマイクアレイによる指向性コントロール、32bitフロート内部録音などの機能を有している。
業界初のカスタマイズ可能なE-inkディスプレイ
送信機にカスタマイズ可能な1.22インチE-inkディスプレイを搭載。Insta360アプリを通じて、放送局のロゴや出演者名、チャンネルアートなどを表示できる。電源オフ時でも表示を維持できるほか、複数の送信機を使用する現場でも機材の識別が容易になるという。
E-inkは直射日光下でも視認性が低下しにくく、画面の更新時のみ電力を消費するためバッテリーの消耗も少ないとされる。
3マイクアレイによる指向性選択とAIノイズ低減
送信機1台につき3つのマイクを内蔵し、デジタル信号処理によって「無指向性」「単一指向性」「双指向性」の収音パターンを切り替え可能。
単一指向性モードはショットガンマイクのように前方の音を強調できるため、Vlogやナレーション収録に利用できる。一方双指向性モードでは、前後の音を同時に拾うためインタビューなどに適している。
内蔵NPUチップによるAIノイズキャンセリング機能も備えており、音声の自然さを保ちながら環境ノイズを低減するという。
32bitフロート内部録音に対応
送信機内に32GBのストレージを内蔵し、最大32bitフロートでの内部録音に対応する。広いダイナミックレンジを確保できるため、小さなささやき声から突発的な大音量まで、音割れ(クリッピング)を気にせずに収録可能。ポストプロダクションでのゲイン調整の自由度が大幅に向上する。
さらに、同クラスの製品としては珍しく、送信機単体でのステレオ内部録音にも対応している。
Insta360 Mic Pro(2TX + 1RX)(送信機2台+受信機1台)
マルチチャンネル構成とInsta360カメラへの直接接続
最大4台の送信機を1台の受信機に接続できる「4対1モード」や、2台の送信機の音声を最大4台の受信機へ同時に配信する「2対4モード」に対応。マルチカメラ撮影や複数人の音声収録などを柔軟に行えるとする。
また、受信機を使用せず、同社の「X5」「X4 Air」「Ace Pro 2」「GO Ultra」などのInsta360カメラとBluetoothで直接接続できる。
