「何をしてんだ」レーシングカーにペースカーが“押される”まさかの光景 人気ドライバーの「ご挨拶」に中継も驚き

【NASCAR】第11戦 ウルト400(日本時間5月4日/テキサス・モーター・スピードウェイ)
全米で高い人気を誇るストックカーレース、NASCARのレース開始直前、他ではまず見られない光景が繰り広げられた。トヨタの“悪童”デニー・ハムリンが先導するペースカーに“お辞儀”ならぬ“追突”を仕掛けた。
問題の場面が起きたのは、全マシンがペースカー先導で周回するパレードラップ中だった。昨季5勝を挙げ、今大会も注目を集めるジョー・ギブス・レーシングのデニー・ハムリン(11号車)が、突如として先頭を走るブルーのシボレー・コルベットC8(ペースカー)に並びかけた。次の瞬間、ハムリンはペースカーの背後に回り込み、あろうことかレーシングカーのフロント部分でペースカーのリアをグイッとプッシュしたのだ。
この光景に解説の桃田健史氏は「リアカメラが外に出てたから、あれチョンとやると、カメラいっちゃいますからね」と、精密機器への影響を危惧しつつも苦笑い。実況の増田隆生氏からは、このペースカーに地元ダラス・マーベリックスのドラフト1巡目1位指名、NBAのクーパー・フラッグ選手が同乗していたことが紹介された。桃田氏は「(ハムリンは)NBAのルーキーに挨拶でもしたんですかね」と、ハムリン流のコミュニケーションを推察した。
これを見た視聴者からは、「ハムリンは何をしてんだw」「ハムリン流ご挨拶w」といった声に加え、「C8かっこいいなぁ」「ペースカー押せるレースはNASCARだけ!」と、NASCAR特有の自由な雰囲気と高級スポーツカーの受難を楽しむコメントが相次いだ。また、NBAのスター候補が乗っていたことから「そうか、ハムリンはバスケ好きかw」「MJ(マイケル・ジョーダン)『やれ』ハムリン『はい・・・』」と、ハムリンが共同オーナーを務める別チームの相棒、マイケル・ジョーダン氏を引き合いに出したジョークも見られた。
ハムリンは昨今、その強気な走りと発言から、会場で盛大なブーイングと称賛を同時に浴びる“ヒール役”として絶大な人気を誇っている。レース開始前の「一押し」は、ファンにとってハムリンらしい、期待を裏切らない最高のパフォーマンスとなったようだ。(ABEMA『NASCAR Groove 2026』/(C)NASCAR)
