事故が起きた大型クレーン。右側のフレーム先端に取り付けられていた重りが落下した=4月18日、川崎市川崎区

 川崎市川崎区のJFEスチール東日本製鉄所で解体中のクレーンから作業員5人が転落した死傷事故は、7日で発生から1カ月となる。高さ30メートル余りで約500トンの重りを取り外す作業に危険性はなかったか、専門家からは工法自体を疑問視する声も上がっている。神奈川県警は関係先の捜索に踏み切ったが、全容解明に向けた捜査の本格化はこれからとなる。

 事故は4月7日に起きた。大型クレーンの解体工事中、高さ約30メートルの先端部に取り付けられていた円柱状の重り(直径6メートル、長さ9メートル)が落下。3人が死亡、1人が現在も治療中で、海に落ちたとみられる1人の行方が分からずにいる。