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アメリカとイランは戦闘終結に向かえるのか。2度目の協議は開催のメドが立っていません。停戦の期限が日本時間の23日に迫る中、トランプ大統領は停戦を延長する可能性は「極めて低い」としています。

■トランプ大統領「彼らは協議を望んでいる」

アメリカ軍がSNSで公開した映像。

米軍の音声「イラン港湾に対する軍事封鎖はすべての船に適用されている。突破しようとする場合、順守するよう強制する」

アメリカ軍はホルムズ海峡の“逆封鎖”を続け、イランの港湾などに入ろうとした船27隻を引き返させたとしています。イラン船籍の貨物船をだ捕するなど、強硬な姿勢を続けるアメリカ

日本時間の23日午前に設定された停戦期限について、トランプ大統領は…

トランプ大統領(ブルームバーグの電話取材)
「(停戦を)延長する可能性は極めて低い」

期限までに合意がなければ攻撃も辞さない構えを見せ、合意を迫りました。一方で、楽観的な姿勢も示しています。

トランプ大統領(ブルームバーグの電話取材)
「協議は行われることになる。彼らは協議を望んでいる。うまくいくはずだ」

■協議会場に続く幹線道路封鎖…パキスタン首都は厳戒態勢

パキスタンでの協議に向け、アメリカのバンス副大統領は21日朝までにワシントンを出発すると報じられていて、一方、交渉に否定的な姿勢も見せていたイランの代表団も、21日に現地入りする予定だとアメリカメディアが伝えています。

2回目の協議は行われるのか。会場となるパキスタンの首都イスラマバードは至る所に治安部隊が配置され、協議会場のホテルに続く幹線道路も封鎖されるなど厳戒態勢が敷かれています。

ただ、イラン側は…

イラン・ガリバフ国会議長「脅迫のもとでのアメリカとの交渉は受け入れない」

現時点で協議に応じていません。

■自衛隊の掃海艦 機雷撤去の最新装備は

イランとアメリカホルムズ海峡でにらみ合う中、戦闘が再開すれば、イランが海峡の完全封鎖を目指し機雷を敷設する恐れも。こうした中、機雷の撤去を任務とする自衛隊の掃海艦を取材しました。

全長67メートルの掃海艦。船の磁気に機雷が反応して爆発することを防ぐため、かつては木製が主流でしたが、火災などを防止するため、最新型の「あわじ」では強化プラスチックが使われています。艦内に配備されていたのは…

掃海艦「あわじ」艦長・萩平光昭3等海佐「自走式機雷処分用弾薬です」

探知した機雷にこの弾薬が体当たりして自爆することで、安全に機雷を爆破し処理することができるといいます。

自衛隊はかつて、中東の海域で機雷の撤去を経験したことがあります。1990年の湾岸戦争で、ペルシャ湾岸に敷設された機雷を3か月あまりかけて撤去しました。

最新の掃海艦「あわじ」艦内にも食堂や寝室、風呂が完備され、長丁場の任務に備えています。

第1機雷戦隊群司令・中込昌樹1等海佐「どんな任務でも対応できるよう日頃から訓練しておりますので、現在の訓練を引き続き、続けていきたい」

一方、日本政府は、戦闘が終結する前にホルムズ海峡に掃海艦を派遣することには否定的です。

ホルムズ海峡の航行は正常化するのか。アメリカとイランの駆け引きが続いています。