平成カルチャーは“エモい”のか? “リバイバル大調査“を決行 平成世代の「松村みなみ記者」が街の女子高校生を潜入取材【岡山】
特集は「平成リバイバル」です。シール交換やたまごっちなど平成時代に流行した「文化」や「モノ」が再び若者たちの間で人気を集めていると近年話題ですが、岡山でも実態を調査してみました。あの頃と変わらないもの、そして変化したこととは。
【松村みなみ記者】平成カルチャーはエモいのか? “リバイバル大調査“を決行 平成世代の女性記者が街の女子高校生を潜入取材
平成世代の女性記者がおそるおそる街の女子高校生に接近
「平成アツイ」
「キャラクターでも平成系が好き」
平成元年生まれ、平成カルチャーと共に歩んできたと自負する記者が街で聞き込みをします。まず気になったのはスクールバッグです。
(記者)
「みんなこんなにたくさん付けている?」
(街の高校生)
「多いです」「高校生はだいたい」
数年前から女子高校生の間でキーホルダーやぬいぐるみをじゃらじゃら付けるのが流行っているんです。「じゃら付け」といえばまさに平成のギャル文化!しかし、いまは、ただ付けるだけではないといいます。
(高校生)
「プーさんが好きだからプーさんつけて、後は黄色とかキャラクターとか色とか」
(記者)
「コーディネイト的な感じ?」
色やデザインなど、組み合わせを楽しむ側面もあるのだといいます。
そして、そのキャラクターにも平成が…
(高校生)「たまごっち!」
「めっちゃ好きです」
(記者)「たまごっちをやっている?」
(高校生)「やってます」
(記者)「はなっちだっけ?」
(高校生)「ふらわっち」
1996年に販売を開始し、人気を博したたまごっち。その再ブームが話題ですが、遊ぶだけではないキャラクターへの”推し”の感情も。
リバイバル人気でいま、外してはならないのが…
(高校生)
「モンチッチ戻ってきてます」
(記者)
「モンチッチって私の時に流行った私37歳なんですけど…見えません!26歳とか」
気がつけば いちばんはしゃいでいた女性記者
年の離れた高校生と会話が弾み、喜びが隠せません。
(記者)
「モンチッチは学生時代に買ってつけたりしていたから…」
(高校生)
「今もブームです」
1974年に発売されブームになったモンチッチ。その後、1996年に復活し平成に再び人気を博しました。最近は現代版のモンチッチも登場、人気歌手がSNSにアップしたことも若い世代に広がった理由の一つだといいます。
「お母さんとも話が合う?」
(記者)
「お母さんとも話が合う?」
(高校生)
「めちゃくちゃ合う」
「モンチッチまた流行っとるよなという感じで」
そして、スクールバッグの底にイラストを書いている人も多くいました。「スクバデコ」というのですが、底に書く理由を聞いてみると…
(高校生)
「表面やったら派手すぎる。こっちにキーホルダーつけるのが当たり前。底は落書きみたいな」
続いては、平成のギャルに欠かせなかった、アレ!
(高校生)
「ルーズソックスとか」
90年代のギャル文化を象徴する「ルーズソックス」です。
(記者)
「最初にルーズソックスを見たときにどう思った?」
(高校生)
「変な靴下だなって」
「ぼこぼこして何目的なのかな」
(記者)
「でも今は自分も…」
「かわいくて…」
平成のファッションが再流行する中で、ルーズソックスも改めて注目されているといいます。
(記者)
「いまやっぱり流行っている」
(高校生)
「なんかもう定番みたいな」
シール帳や人気ソングにも平成テイストが
こちらの生徒が見せてくれたのは…
「でか!」
シール帳です。
(高校生)
「こういうのがめっちゃレアなんです。タイル?タイルシールがめっちゃレアです」
(記者)
「これ!」
「一期一会」
シールの中にも、懐かしの”平成”が。これは、2007年ごろから文房具などで流行した「一期一会」というシリーズ。青春感満載のポエムとイラストが人気でしたが、3年前から再び話題となっています。
その新たな楽しみ方が…
(高校生)
「この一期一会ケーキも」
「こういうのを作るのが流行っている」
(記者)
「これを友同だち士で交換?」
(高校生)
「一緒に作って写真を撮って、食べる写真映え」
ポエムを用いて一緒にケーキを作るという、友人との新たな過ごし方に進化していたのです。続いては…
昔の歌が流行っている?
(記者)
「昔の歌がもう1回流行ったり?」
(高校生)
「あれじゃない?オレンジ…レンズオレンジデイズ?オレンジレンジ」
「マケナイ…マケナイ太陽?」
「イケナイ太陽!!!」
ティックトックなどで、平成ソングも人気。そして懐かしい物を持ち歩いている人も多くいました。
懐かしいものとは?
(記者)
「懐かしい。親が使っていたのをおさがりでもらって」
デジカメです。
(高校生)
「画質の悪い写真を撮るのがいい」
(記者)
「白飛びしている!とはならない?」
「それがいい」
白飛びが、むしろおしゃれなのだそうです。ちなみに、撮った写真の楽しみ方も、令和流です。
(記者)
「印刷するの?」
(高校生)
「印刷…?」
(記者)
「印刷したりは?」
(高校生)
「印刷…?」「しないです」
(高校生)
「デジカメで見るか、スマホに移して見る」
「なんかエモい」
予想外に話が弾み満足した女性記者だったが、さらに
そしてそろそろ取材を終えようとしていると…
(高校生)
「ランドセルどうですか!?」
(記者)
「ランドセルは流行っているの?」
(高校生)
「いま流行らせてます!」
(記者)
「普段からランドセルは…」
(高校生)
「なわけないじゃないですか!」
この日は高校で卒部式があったといいます。ランドセルは平成とはあまり関係ありませんが…
パラパラを踊った!
(高校生)
「これでパラパラ踊ったんですよ!」
最近習得したというパラパラ。1980年代から断続的に話題になり、今も若い世代がSNSなどで披露しています。
(高校生)
「ブーメランなんですよ時代は」
「時代は回るって感じで!」
【スタジオ】
ー取材にあたった松村記者です。平成人気、すごかったですね。
(松村みなみ記者)
「私が学生時代に親しんでいたものばかりで本当に驚きました。キャラクターでは、ほかにも平成の小学中学生から絶大な人気を誇った「エンジェルブルー」というブランドのキャラクター「ナカムラくん」も話題でした」
なぜブームが再燃?
ーでもなぜ今、ブームが再燃しているのでしょう?
(松村みなみ記者)
「流行の理由はものによって様々なので一概には言えないのですが、各メーカーによりますと、当時学生で、平成文化にリアルタイムで接していた大人世代が懐かしさを感じて流行に繋がったパターンや、有名人がSNSにアップしたことで火がついたパターンなどがありました。またVTRにもあった「一期一会」は、シール人気の中で認知度が高まったという側面もあるそうです」
数年前から「平成レトロブーム」
「そもそも、数年前から若者たちが平成の文化に「懐かしさ」と「新しさ」を感じ「平成レトロブーム」がきています。インタビューでは「平成がいい!」と平成のものであること自体を好む理由に上げる人もいました」
ー若い世代のエネルギーを感じましたね。
(松村みなみ記者)
「はい。あのエネルギーが時代を動かす、流行を生み出していく原動力のひとつなのかもしれないとも感じました」

