Nape Pro、仕上がってきました。「スターターキット」として追加販売も
好評につき追加販売!
先行販売で約3億円の総支援額を集めた「Nape Pro(ネイププロ)」。ギズモード・ジャパンとキーボードーメーカー「Keychron(キークロン)」が共同開発するトラックボールマウスです。
いま僕の手元にあるのはの最新版のNape Pro試作機。ボタンやホイールの調整を終え、ほぼ製品に近いモデルを数日使うことができたので、ハードウェアの仕上がりをお伝えしていきます。
記事の後半では好評につき決まった追加販売と、キーボードと専用パームレストが付属する「Nape Proスターターキット」についてもお知らせします。
Nape Proって何?
Nape Proの定位置はココ、キーボードの下です。
細身のボディをキーボードに添えることで、ホームポジションから手を動かさずにカーソル操作が可能になります。
キーボードとマウスを行ったり来たり。そんな当たり前だった動作を省くことができるのがNape Proの最大のメリットです。
要はタイピングをたくさんする人を支えるマウス...ではあるのですが、実は定位置から離れて別の持ち場につくことができます。 この柔軟性こそがNape Proの真骨頂です。
キーボードの横にナナメ置きして普通のマウスとして。
手でタテ持ちしてリモコンぽいマウスとして。
このように、シーンに合わせて8方向に置き方を変えることができるんです。
向きが変われば、人差し指や中指、親指でのボール操作に対応できますし、左手用のトラックボールとして振る舞うことも可能。一台で変幻自在のスタイルを併せ持つオールラウンダーです。
6つのキーとスクロールホイール
あらゆる使い方に対応するために、こだわり抜いた6つのキーが搭載されています。
キーボードの打鍵音を邪魔しないよう、すべてに静音マイクロスイッチを採用。静かでありながら「押した感」をしっかり指先で感じることができるよう調整しました。
01〜04キーは垂直に沈み込む面積の大きいキートップですが、端っこや角で操作してもしっかり反応します。
M1、M2は斜めに傾くように沈み込むキー。どんな向きで使っても平等にアクセスしやすいキーなので、押し込みと跳ね戻る感覚をより大事にしました。「押した」というより「クリックした」感覚に近いキーです。
ボールの周りにはスクロールホイールを搭載。親指一本で回せるよう、軽めのトルクにしています。カリカリっとした感触はありますが、操作音は非常に静か。
トラックボールの動きはめちゃくちゃ滑らかです。小さいぶん、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。でも一度慣れてしまえば、通常サイズのトラックボールより軽くて小回りの効く感覚が病みつきになるはず。
この仕上がりに到達するまでは、めちゃくちゃ(Keychronさんが)大変でした。最新サンプルが日本に届いた時の興奮Xポストを貼っておきます。
【Nape Pro第二弾のクラウドファンディングが決定】2月13日(金)21時から。
- ギズモード・ジャパン(公式) (@gizmodojapan) February 6, 2026
再び訪れる熱狂に震える編集部に、Keychronから最新バージョンのNape Pro(ブラック)が到着。
受け取ったその瞬間、綱藤さんの大興奮リアクションがこちら↓ pic.twitter.com/3fRSwynt7x
いい意味で、終わりのないカスタマイズ性
Nape Proのボタンやホイール、トラックボールは全てカスタマイズが可能。Webアプリ「Keychron Launcher」に対応していて、パソコンへのアプリのインストールなしで設定できます。
このLauncherが底なしの可能性を秘めています。
クリックやキー入力を割り当てられるのはもちろん、「Ctrl + C」のようなキーの組み合わせによるショートカットにも対応。
キーの短押し・長押しにまで別々の機能を割り当てることができますし、8つのレイヤーはそれぞれで向きを変えられて、複数キーの同時押しに別の機能を振れて、それにも短押し・長押しがあって、ボールにもジェスチャーやスクロールをアサインできて...く、詳しいことは今後のコンテンツで解説するとして、とにかく無数の組み合わせが実現できるヤバいデバイスなんです。
すべてを使いこなす必要はありません。でも、マウス・お絵描きマクロパッド・動画編集用左手デバイス、といった多様な使い分けがたった1台でできるほどの懐の深さがあることだけ覚えて帰ってください。

Nape Proを100%発揮するためのスターターキット
Nape Proを使うならやっぱりしっかりしたキーボードが欲しい。そんな方のために用意したのが「Nape Proスターターキット」です。キット内容は次のとおり。
Keychron K6 Ultra ZMK Special Edition
金属の筐体に木製のパーツをあしらったキーボード。65%レイアウトでキーの数は最小限ですが、感覚で見ないで打てるキーだけを残したサイズとも言えます。
F1などのファンクションキーはありませんが、Keychron Launcherがあれば大丈夫。「足りないキーはどういったカスタマイズで補うか」を考えてみましょう。今まで手元を見ないと打てなかったファンクションキー、目を瞑ってでも打てるようになるはずです。
65%のミニマルなキーボードは、ホームポジションのまま全てをこなすNape Proの思想にぴったりです。
キースイッチは「Keychron Apex Switch 」を採用。赤軸、茶軸、バナナ軸の3種類を購入時に選択できます。
赤軸は、押したときに途中で感触の変化がなく、最初から最後までまっすぐスッと沈んでいく「リニア」タイプで、静かで軽やかな押し心地が特徴です。
茶軸は、押している途中でわずかに指に「押した」と伝わる感触がある「タクタイル」タイプで、ほどよい手応えを感じられる打鍵感。
バナナ軸は、タクタイルの中でも押し始めからはっきりとした指への返りを感じられるのが特徴で、キーを押した感覚がより明確に伝わります。
自分の好みのスイッチに交換できるホットスワップにも対応。カスタムキーボードの入門としてもぴったりです。
また、GIZMART限定の特別仕様として「キーブロッカー」を4つ同梱。人によっては邪魔に感じる、右端の1列のキーを無効にできるパーツです。
Nape Proと同様、省電力性に優れるZMK Firmwareを採用しており、Bluetooth接続&バックライトオフなら、なんと最大2年間ものあいだ充電不要です。
シェルパームレスト
Nape Proの最初の先行販売で要望の強かった「専用パームレスト」。
悩んだ末に、いろんなキーボードのサイズや形態に対応できる分割パームレストが最適だと考えました。
スターターキットにはNape Pro専用のシェルパームレストが付属します。左右のパームレストをでNape Proを挟み込むことで、すっぽりNape Proを収納・携帯できるケースを兼ねた商品です。ちなみに、2.4GHz接続用のドングルも収納できます。
まだイメージ画像のみですが、サンプルが届いたらまたレポートします。

シリコンパームレストや交換ボールの新色も登場
スターターキットには含まれない、オプション製品も登場。
シリコン製の分割パームレストはまるでダウンジャケットのようなデザイン。柔らかく手首を包んでデスクワークをサポートしてくれます。
25mmの交換用トラックボールは新たにパープル、イエロー、ホワイトの3色を追加。デフォルトカラーのブラック、ブルーを含めた5色が単体購入できます。
スターターキットの3商品含め、すべて単体販売も行ないますので、初回の先行販売ですでにNape Proを手に入れた方もぜひご検討ください。

