早稲田大学周辺の今どき酒場2選 ジャンルレスな料理とお酒を楽しむ
早稲の水田が広がる地に、大隈重信が東京専門学校を創立したのは1882年。その後、早稲田大学と呼ばれるようになり、多くの学生、教授たちの集う地として発展し、今も多くの老舗が残る。今回は、学生はもちろん近隣のビジネスマンも通う今どき酒場を集めてみました。
国産&自然派ワインが進むジャンレスな楽しき料理『酒ト肴オンザコーナー』@高田馬場
窓の外に広がるのは早稲田松竹、棚にはレコードやCDが並んでいて、さらには映画、ワイン、その他もろもろの書籍も多数。なんだか大人のおもちゃ箱に迷い込んだ気分になる。それはどこか料理にも通じていて、各国のジャンルレスな交差に食いしん坊の胸は踊り出す。
そんな中からメインに選んだのが豚肩ロースのロースト。ピンクに艶めく断面は、焼いて休ませてを何度も繰り返した丁寧な火入れの賜物で、噛むほどに品のいい肉汁があふれてきた。
三右衛門豚肩ロースのローストとシュークルート2900円

『酒ト肴 オンザコーナー』三右衛門豚肩ロースのローストとシュークルート 2900円 “飲める脂”と称されるブランド豚を塩だけでローストし甘みや澄んだ旨みを引き立てる
変化球が麻婆パスタ。角切り肉がごろっと入り、豆板醤や花椒を効かせたそれは〆というより絶好のつまみで、国産&自然派で揃えたワインのボトルもあっという間に空になる。

『酒ト肴 オンザコーナー』店長 東直亮さん
店長:東直亮さん「土・日・祝は14時スタート!昼下がりのワインはいかが?」

『酒ト肴 オンザコーナー』
[店名]『酒ト肴オンザコーナー』
[住所]東京都新宿区高田馬場2-8-5中島ビル2階
[電話]03-6205-5157
[営業時間]17時〜23時半(フード22時半、ドリンク23時LO)※土・日・祝は14時〜
[休日]火
[交通]地下鉄東西線高田馬場駅7番出口から徒歩2分
イタリアと南インドが皿の中で調和する『南インドオステリア四次元食堂』@西早稲田
ランチに出すのがミールスやビリヤニなどの定食類。名店「エリックサウス」で培った技を駆使したそれはさすがの味わいだ。とはいえ真骨頂はディナーにあり。
そもそも店主・林さんのルーツは現地でも修業したイタリアンの料理人。その経験と南インドの料理をシンクロさせた目の覚めるような一品が並ぶ。
めかじきのココナッツブルーチーズ煮込み1600円

『南インドオステリア 四次元食堂』めかじきのココナッツブルーチーズ煮込み 1600円 ココナッツの甘みとチーズのコクが淡白な味わいの身を引き立て白ワインと相性抜群
めかじきの煮込みは“ミーンモーレ”というケララ州のココナッツカレーをベースにゴルゴンゾーラのコクと香りで奥行きを出す。見事なバランス感覚でどちらか一方に偏ることなく、中間地点に着地させた、まさにオリジナルの味わいなのだ。
「固定観念にとらわれない」そんな想いがこの店名には込められている。

『南インドオステリア 四次元食堂』店主 林拓郎さん
店主:林拓郎さん「予約やお問い合わせはLINEからお願いします」

『南インドオステリア 四次元食堂』
[店名]『南インドオステリア四次元食堂』
[住所]東京都新宿区西早稲田3-19-1
[電話]非公開
[営業時間]11時半〜14時半(14時LO)、17時半〜21時半(21時LO)
[休日]火・月の夜
[交通]地下鉄副都心線西早稲田駅1番出口から徒歩5分、地下鉄東西線高田馬場駅6番出口から徒歩7分
撮影/浅沼ノア、取材/菜々山いく子

『おとなの週末』2025年10月号
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年10月号発売時点の情報です。
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