40代、服はほぼ買わずに月4着「レンタル」で。悩む時間が激減、本当に似合う服がわかるように
ものは持ちすぎない「身軽な暮らし」に憧れを抱いている人は多いのではないでしょうか? しかし実際のところ、生活しているうちにいつの間にか、ものは増えていくばかり…。ものを極力持たずに暮らす工夫をしている「おうち片付け専門家」の香村薫さん(40代)に、身軽な暮らしを実現するために大切にしていることを教えてもらいました。

「身軽な暮らし」とは、時間に追われない心の余裕

そもそも「身軽に暮らす」とは? 香村さんは、「単にものを持たないということではなく、『余裕がある』こと」と話します。
「身軽という言葉をどう捉えるかですが、片付けをすると『すっきりさせたい』という気持ちがわきますよね。その気持ちをもう少し掘り下げると、『身軽になりたい』という思いにつながる方が多いと考えています」(香村さん、以下同)
たとえば、時間に余裕があってフットワーク軽く誘いに乗れるのも、悩みやしがらみが減って心が軽くなるのも、「身軽さ」の象徴。
「結局、時間や心に余裕を持つために、私たちは片付けをしたり、ものを厳選したりするのではないでしょうか。人に優しく接するためには、まずは自分自身にある程度の時間と心の余裕が必要ですよね。その余裕を持つことが、身軽な暮らしにつながっていくのだと、日々感じています」
洋服選びの悩みを「サブスク」で解決

そんな香村さんが身軽になるために実践していることは、「洋服の持ち方」だそう。
「悩む時間を減らすことが、身軽になるための大事な要素。以前、家事の時間をストップウォッチですべて測定していた時期があったのですが、そのなかでとくに無駄だと感じたのが、洋服を選ぶ時間でした」
昨日と同じ服は避けたいし、今日の気候も考えないといけない。そうやって悩んでいるうちに、一日に何度もファッションショーを繰り返していたといいます。
「そこで思い切って、洋服をサブスクリプションサービスに変えたんです。いくつかのサービスを試して、現在利用しているサービスはもう3〜4年使っています。サブスクを利用することで、自分に似合う服が徐々にわかってきました」
また、失敗するパターンも経験から学べるので、オンラインで洋服を選ぶ際も、似合うかどうかが判断しやすくなった、というメリットも。
現在、手持ちの服は20着という香村さん。
「今は、普段は全身黒のシンプルな服装をベースにして、サブスクで借りたトレンド感のある服を上に重ねるスタイルが多いです。月に4着借りてローテーションしているのですが、悩むことなく気分よくおしゃれを楽しめています。クリーニングの手間も返却の手間も省けるので、とても合理的です」

使用頻度が少なく、金額面でも悩みがちな卒入学の式服も、サブスクのレンタルで身軽に乗りきったという香村さん。ものに縛られない暮らしのヒントになりそうです。
※ この記事は2025年4月にvoicyチャンネル「明日のわたし研究所 by ESSE」で放送した内容を再編集して記事化しています
