温泉ひとり旅で「避けるべき宿」4つ。料金や立地だけではない大事なポイント
ひとり温泉旅でも一度は行ってみたい草津や熱海、箱根などの有名温泉。しかし、せっかくの温泉なのに宿の選び方よってはかえって疲れてしまう可能性も。過去1500泊以上の温泉旅をしてきた植竹深雪さんが有名温泉地でひとり旅をする際の宿選びについて、避けた方がいいポイントとおすすめの宿について教えてくれました。

有名温泉地は、ひとり旅でも大丈夫?

ひとり温泉旅デビューを飾るときは、失敗したくないもの。そのため、こぢんまりとした素朴な温泉地にある小宿で、じっくりとよき湯を堪能して過ごすことがおすすめではあります。
ただ、草津温泉や熱海、箱根といった人気温泉ランキングで上位に入るような有名温泉地に行きたいときもあるでしょう。
それでは、有名温泉地は、ひとりに向かないので避けるべきなのでしょうか?
結論から申し上げますと、私は有名温泉地もひとり旅に適していると思っています。ただし、宿選びは慎重にしたいところはありますが。
ひとりで有名温泉地に泊まるとき避けたいポイント4つ
有名温泉地でひとり旅をするとき、避けたいポイントは、
・夕食も朝食も広い食事会場で、ビュッフェスタイルであるところ
・大浴場がものすごく広くて、ガヤガヤしがちなところ
・100室以上客室があるような大規模旅館であるところ
・食事処が個室でなかったり、パーテーションで区切られていないところ
なんとなく宿泊料金や立地のよさだけで宿を選んでしまうと、居心地が悪くなってしまう場合があります。これまでの経験上、とくに食事会場や提供スタイルは大事なポイントです。食事中はリラックスしたいのに、どこか落ち着かず、逆に疲れてしまったことも……。
大浴場だけではなく貸切風呂があるところや、部屋食がある湯宿であれば、ひとり旅でも過ごしやすいと思います。ただ、大規模な旅館だとどうしても収容人数が多い分、共有スペースは混雑しがちです。
有名温泉地では「ゲストハウス」もアリ

有名温泉地でひとり旅をする場合、最近ですと、温泉がついたゲストハウスに泊まるという選択肢もあるように思います。
別府や熱海、箱根ではとくにゲストハウスが増えてきました。ゲストハウスの多くが新規で建てられたものではなく、以前は企業の保養所として使われていたり、小さな旅館や民宿として使われていたりしたところです。
食事は併設のカフェがあるところもあれば、持ち込み自由な素泊まりスタイルのところもあってさまざまですが、ひとり旅客も温かく迎え入れてくれます。そしてなにより、有名温泉地のわりに、比較的安い価格で泊まれるのはうれしいものです。
さらに、インバウンド需要もあって海外の方向けに造られていることが多いためか、どこのゲストハウスでもWi-Fi環境が整っていたので、快適に過ごすことができました。
箱根登山電車終着点のゲストハウスをリピート
私もコロナ禍では、密を避けつつも温泉に入りたいという点と、リモートワークができる場所を確保したいという点から、有名温泉地にあるゲストハウスに積極的に泊まっていました。
なかでも、箱根登山電車の終点駅・強羅駅から徒歩2分ほどのところにある温泉つきゲストハウス「HAKONE TENT」は、こぢんまりとした湯宿でひとり部屋もあり、値段も1泊4000円台とリーズナブルなので、箱根ひとり温泉旅にはぴったり。何度かリピートして投宿していました。
併設されているカフェの窯焼きピッツアがとてもおいしく、温泉も貸切の内湯が2つもあり、ひとり気ままに湯旅を過ごせたいい思い出です。
