ネットでは“グラビア待望論”も

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“やっぱりな”とうなずかれた方も多いのではあるまいか。NHKの中川安奈アナ(31)が、3月末で退局するという。ネットではその派手な振る舞いが注目を集める彼女。退局の背景には、抜き差しならない事情があったようで――。

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【写真12枚】中川安奈アナの「何も着てない」疑惑の一枚 Instagramには“体のラインくっきり”な「ぴたぴたニット姿」が大量に投稿されていた

 現在、看板番組「サンデースポーツ」でキャスターを務める中川アナは、慶應大学を卒業後、2016年にNHKに入局した。

「秋田、広島と地方勤務を経て、20年に東京・アナウンス室に配属されました。『あさイチ』のリポーターなど着実にキャリアを築いていきますが、彼女が話題になるのは、本業ではなく、インスタグラムの写真絡みでした」(芸能デスク)

 どういうことか。

ネットでは“グラビア待望論”も

「彼女がインスタを始めたのは23年。ミニスカートやボディラインが強調された服装でのショットなど、タレントさながらの写真ばかりで、喜ぶ視聴者もいれば、いかがなものかと首をかしげる人もいた」

「インスタはアナウンス室で物議」

 そんな彼女の“スタイル”が全国的に知られるようになったのは、昨年のパリ五輪でのこと。

「中継リポーターに抜てきされた中川アナは、ベージュのトップスでテレビに登場しました。それが“服を着ていないように見える”と騒がれたのです。共演していた女優の杏や元体操選手の内村航平を完全に食ってしまいましたね」

 このように、よくも悪くも“NHKらしくない”ところが持ち味だったが、

「インスタに関しては、NHKのアナウンス室でも物議を醸していました」

 とは、NHK関係者。

「派手な写真を投稿するだけではありません。例えば、日テレの岩田絵里奈アナやテレ東の竹崎由佳アナ、テレ朝の桝田沙也香アナなど、他局のアナウンサーとの交遊も積極的に披露していました。内規に触れているわけではありませんが、あまりに“タレント的”。眉をひそめる人が多かった」

 そこへ、決定的といえる事態が訪れる。

アパレルからの需要

「実は来年度、つまり25年度からの大阪放送局への異動を打診されていたのです。局としては、“少しおとなしくして”と、たしなめる意味合いがあったのでしょう。彼女はスポーツキャスターをやりたいはずですが、大阪に異動したら『サンデースポーツ』は続けられない。彼女としてもここが潮時だと、退局に踏み切ったのだと思います」

 そこで気になるのは今後の展望だ。フリーアナとして、彼女に活躍の場はあるのだろうか。さる民放プロデューサーは、意外にも“前途洋々”だと語る。

「フリーアナとして活動するのは、それほど難しくありません。彼女ほどの知名度があれば、例えば結婚式の司会なら100万円が相場。地方公共団体や映画の試写会などのイベントなら30万〜50万円です」

森香澄を脅かす存在になるかもしれない」

 また、彼女ならではの武器もある。

「惜しげもなくボディラインをさらすタイプなので、アパレル方面からの需要も見込まれますね」

 ナレーションの力量も、捨てたものではないという。

「口が大きく、発音はきれいで声に張りがある。加えてトリリンガル。英語もスペイン語も通訳者並みとくれば可能性は無限大です」

 10代の4年間を、カリブ海に浮かぶプエルトリコで過ごした彼女は、

「自身も“ラテンの明るさ”が長所だと明言しているだけに、業界に風穴を開けてくれるのではないかという期待もある。フリー転身後、最初の試練は『踊る!さんま御殿!!』(日テレ系)になるのが通例です。ここでどこまでさんまさんと渡り合えるか。ともかく、フリーアナとして、森香澄を脅かす存在になっても不思議ではありませんよ」

「週刊新潮」2025年2月13日号 掲載