「私のモットーは『ワンパターン上等』(笑)。自分が使いこなせる食材じゃないと余らせてしまうし、定番メニューなら家族も残さず食べてくれる。結果的に、フードロスを生まないいちばんの近道になっています」。

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フードロスを減らすためにも、家計のためにも、食材は上手に使い切りたいもの。料理家の八木佳奈さんは、「家庭でできるフードロス削減のコツは、残った食材やおかずをアレンジするマイレシピをいくつか持っておくこと」と言います。おかずが余ると、残っちゃった……ではなく、明日ラクできる!とうれしくなるそう。「そうなれば、残りものをいつまでも冷蔵庫に眠らせておくこともなくなり、自然とフードロスが減っていくと思います」。

八木さん流・残りもので作るフードロスレシピ



残ったおかずはご飯と混ぜて朝食に
前日の夕飯のおかずだった、豚肉とれんこんの炒めものをご飯と混ぜて、青じそのせん切りをパラリ。


ラタトゥイユをアレンジ。オムライス風ワンプレートに
汁けのあるおかずは炊飯器や鍋で炊き込みご飯に。スクランブルドエッグを上にのせれば、即席オムライスの完成。「仕上げはケチャップで調整ができるので、味つけをきちんとしなくていいのもラク」。


切り干し大根は余り野菜とあわせてサラダに
煮もののイメージがある切り干し大根。水でもどして余り野菜やハムとあえれば簡単サラダに。「もどした切り干し大根にしょうゆ少々をからませてから、マヨネーズとポン酢しょうゆで調味すると味がぼやけません」。


余った食材はスープで使いきる
半端野菜はバットにまとめておき、ある程度たまったら具だくさんのスープに。「残ったベーコンやハム、あさりの水煮缶詰を入れると味が深くなって、残りもので作ったとは思えないおいしさです」。

残りものを明日の自分のための貯蓄と考える八木さんの発想、さっそく取り入れてみませんか?

教えてくれたのは…… 

フードスタイリスト・料理家 八木佳奈さん



食べ飽きない地に足がついた家庭料理から、子どもが喜ぶ見栄えのいいお祝いごはんまで、簡単なのにおいしいレシピに定評がある。主な著書に『のりものべんとう(コドモエのえほん)』(白泉社)など。

『オレンジページ』2024年1月17日号より)

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