来季からJリーガーとなる関西大の5選手が合同内定会見に臨んだ。写真:森田将義

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 12月18日、来季からJリーガーとなる関西大の5選手による合同内定記者会見が行なわれた。

 会見には湘南ベルマーレ内定のDF郄橋直也(ガンバ大阪ユース出身)、愛媛FC内定のMF谷岡昌(愛媛U-18出身)、FC大阪内定のMF堤奏一郎(関大一高出身)とFW西村真祈(セレッソ大阪U-18出身)、奈良クラブ内定のFW百田真登(関大一高出身)に加え、前田雅文監督が出席した。

「サッカーIQが高くて、センターバックですが足もとの技術が非常に優れた選手。足もとのところ、ビルドアップに関しては現役のJリーガーにも負けていない」

 前田監督がそう太鼓判を押す郄橋。今季すでに特別指定選手としてルヴァンカップを含め、6試合に出場している。本人もすでに主力としての自覚は十分だ。

「主力して1年目から試合に出場し続けることが最初の目標。今シーズン、出場させてもらった試合は勝利に貢献できなかったので、来シーズンはチームの勝利に貢献できるように頑張りたい。あとパリ五輪に割って入っていくには普通の活躍では届かない。試合に出て大きな活躍していくことで選ばれると思うので、そこを目ざしたい」
 
 谷岡は中学、高校時代を過ごした古巣への出戻りで、「成長した姿をファン、サポーター、家族に見せられるよう自分らしさを出しながらしっかり頑張っていきたい」と口にする。

 幼少の頃から慣れ親しんだクラブとあり、思い入れは強い。「残留争いではなく、プレーオフなど上位に食い込むのが目標。その中心に自分がいたい」と郄橋と同じく1年目からの活躍を誓う。「森脇良太選手は、J3優勝、J2昇格を目ざすなか、チームの雰囲気をポジティブに前向きに持っていくのがすごく上手だった」と練習参加した際の印象も語った。

「最大の特徴である縦への推進力や、スピードに乗ったドリブルからのクロス、シュートをしっかりピッチで表現できるように頑張っていきたい」と意気込むのは堤。百田とともに併設校である関大一高の出身で、梅鉢貴秀(鹿島アントラーズなどでプレー)以来となるJリーガーであるため注目度は高い。

「三笘薫選手や相馬勇紀選手はプレーの特徴が重なる部分もあるので、そうした選手を参考にしながら、追い付き追い越し行けるように、この4年間で培ってきたものをこれから発揮していきたい」

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 堤と同じくFC大阪に進む西村は「非常に運動量があって恵まれた体格も持っていて、色んなことが器用にできる」(前田監督)ことが特徴のストライカー。関西大では3年時から主力として活躍し、リーグ戦の上位進出に貢献した。将来の目標は海外でのプレー。そのためには、1年目からの活躍が不可欠だと考えているという。

「来シーズンは開幕戦からスタメンで出続けることが目標。フォワードなので得点やアシストという部分にこだわり、2桁ゴール、2桁アシストできるように頑張りたい。FC大阪をJ2に上げられるように結果で示していきたい」

 鋭い得点感覚を生かし、関西学生サッカーリーグで得点王に輝いた百田はJ2のクラブを含め、5クラブからオファーが届いたなかで奈良クラブを選択した。

「フリアン監督とサッカーすることが自分の成長に繋がり、選手としてより大きくなっていけると感じた。海外進出といった大きな野望はありませんが、奈良クラブと一緒にJ2、J1に上がっていきたい。貢献できる自信はあるので、まず1年目から頑張りたい」
 
 自らの特徴である背後への抜け出しやクロスに合わせていく姿勢が生きやすいチームスタイルであるのも、百田にとっては好都合。今季J3第37節のガイナーレ鳥取戦でJリーグデビュー済みとあり、チームへの順応も早そうだ。

 前田監督は「ペナルティエリア内での少ないタッチでのゴールが特徴で、関西でもトップレベル。そこが今後も出せれば、J3でも結果を残せる」とエールを送る。

 近年、関西大ではGK前川黛也(ヴィッセル神戸)、DF荒木隼人(サンフレッチェ広島)といったOBが、フル代表に選ばれるほどの活躍を見せている。会見に臨んだ5人もポテンシャルは高い選手であるため、これからの飛躍が楽しみだ。

取材・文●森田将義