蔡総統、欧州議会国際貿易委の訪問団と会談 EUとの関係深化に期待/台湾
蔡総統、欧州議会国際貿易委の訪問団と会談 EUとの関係深化に期待/台湾
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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は20日、欧州議会国際貿易委員会(INTA)の訪問団と台北市の総統府で会談し、台湾と欧州連合(EU)のパートナー関係のさらなる深化に期待を寄せた。訪問団の団長を務めるアシマコプロウ同委副委員長は、両岸(台湾と中国)関係の現状は一方的に変更されるべきではないとし、武力や武力使用の脅しで現状を変える行為に反対を表明した。
同委の代表団が公式に台湾を訪問するのは初めて。蔡総統は「2者間の関係の発展と経済交流において計り知れない意義を持つ」とし、一行の訪台を歓迎した。また欧州議会と関連の委員会が今年に入ってからこれまでに台湾に友好的な決議案10件を採択したことに感謝した。
蔡総統は、世界が権威主義の拡張に直面する中、台湾には国際社会の民主主義陣営のパートナーと協力関係を強化する能力と意思があると強調。今年元日の談話で、EUとの結び付きを強化する計画を発表したことにも触れ、経済交流やサプライチェーン(供給網)の安全性の強化や、台湾とEU間の2者間投資協定(BIA)締結に向けた動きの加速を願った。
アシマコプロウ氏は、貿易や投資におけるEUと台湾のパートナー関係が深化し続ければ互いの利益になると言及。世界の半導体産業における台湾の地位に触れ、国際的なサプライチェーンにおいて台湾とより多くの連携ができるよう期待した。
外交部(外務省)によれば、欧州議会の超党派議員らの訪問団一行13人は18日に訪台。21日まで滞在する。
(葉素萍/編集:名切千絵)
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