立法委員の質問に答える原子能委員会の謝暁星主任委員(右)

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(台北中央社)行政院(内閣)原子能委員会(原子力委員会)の謝暁星(しゃぎょうせい)主任委員(閣僚)に対し、一部の立法委員(国会議員)から批判が高まっている。職場で女性へのいじめやセクハラ行為をしたとされ、30日に謝氏が立法院(国会)で報告を行った際には一連の問題に関する質問が相次いだ。

一部週刊誌は先月、謝氏が女性職員を罵倒したり、別の女性に体を密着させるなどの行為をした疑いがある他、勤務時間中に女性部下を連れて公用車でカフェに行くなどしていたと報道。また自身の秘書の人選について、容姿の注文をしたとされる。

野党、時代力量の王婉諭委員は、ジェンダー平等の意識を強化するべきだと謝氏を批判。問題の発覚後も現職にとどまり続けていることについて「不平等であり、不合理だ」と語気を強めた。

同委の関係者は一連の問題について行政院が調査を行っているとし、その過程では謝氏も介入できないと説明。謝氏は「立法委員の指摘はきちんと聞き入れる」と答えた。

また野党、国民党の林奕華委員は、謝氏の着任後、同委では女性アナウンサーや女子大生を起用したカレンダーを制作していると指摘。謝氏は「男性職員が多いから」と釈明したが、林氏は「そのような考え方は時代遅れだ」と一蹴。考え方を改めるよう求めた。

(曽智怡/編集:齊藤啓介)