ネズミ捕りシートに付着したネコ 3週間かけ粘着成分除去 元気取り戻す 台湾=新北市動物保護防疫処提供

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(新北中央社)北部・新北市の住宅で今年6月、ネズミを捕獲するための粘着シートに2匹のネコが付着しているのが見つかった。通報を受けた同市政府動物保護防疫処が保護し、動物保護施設の獣医が約3週間かけて体に付いた粘着成分の除去に成功した。ネコは約2カ月間の世話を受けて元気を取り戻し、引き取り先が見つかるのを待っている。

同処によると、ネコを見つけた住人はシートを剥がし、ぬるま湯に浸けて粘着成分を除去しようと試みたものの失敗。かえって4本の足がくっつき、歩けなくなってしまったという。

その後同処がネコを保護。依頼を受けた獣医は猫砂でネコを覆って粘着成分を吸着させ、1週間後に小麦粉を付けて粘着力を低下させた上で、2週間後には電動バリカンを使って体毛を刈り取った。

同処は現在のネコの健康状態について「良好だ」と説明。性格もおとなしく従順で、引き取りを希望する市民は保護施設に連絡してほしいと呼びかけている。

(高華謙/編集:齊藤啓介)