カジサックこと梶原雄太さん(写真:Pasya/アフロ)

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人気YouTuber「カジサック」ことお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太さんが2022年8月17日に公開した動画で、お笑いコンビ・インパルスの堤下敦さんの活動自粛に伴うある番組の大規模な「お蔵入り」について、経緯を明かした。

思わぬ出来事が重なったといい、「凄いことなってんのよ」と伝えている。

「勝手に収録に参加して、お蔵入りになったの?」

17日の動画では、お笑いコンビ・ NON STYLEの石田明さんと酒を楽しみながら雑談した。話は梶原さんがMCを務めるバラエティ番組「カジサックのじゃないと!」(くまもと県民テレビ)にも及ぶ。

同番組は6月18日以降の放送内容を大幅に変更している。準レギュラーとして出演する堤下さんが車の運転中に2件の物損事故を起こし、同月17日に活動自粛を表明した影響とみられる。

番組のピンチヒッターを務めた石田さんは先の動画で、番組が先に声をかけたのは堤下さんだったと不満げな様子をみせた。これに対し、梶原さんは堤下さんをオファーしておらず「勝手に来てるだけ」だったと訂正。

石田さんが「勝手に収録に参加して、お蔵入りになったの?」と驚きを示すと、梶原さんは俯いて笑いをこぼし、詳しい経緯を説明した。

まず堤下さんが自主参加する発端になった収録日について、サプライズ出演の計画が梶原さんに内緒で進行していたという。しかし堤下さんが大遅刻してしまい、一連の流れは番組でネタとして取り上げられた。

堤下さんは深く反省し、翌月の収録に多く参加することで番組に貢献したいと申し出たという。梶原さんは続けて、

「(堤下さんは)『おれ絶対「じゃないと!」の助けになりたい!』って言って...その分全部、お蔵になったの」

と渋い顔を作ってオチを伝えた。爆笑する石田さんには「凄いことなってんのよ」と応じる。石田さんは「面白いなぁ。いつか、ことわざになりそうな...」と笑いを誘った。

堤下さんへの思いを明かす梶原さん

梶原さんは「色々ミラクルがね、実は起きていて。まぁあの人は暴れん坊だからさ」といい、バラエティ番組「はねるのトびら」(フジテレビ系)など長期にわたる共演の経験から、堤下さんの良い点も悪い点も知っているとする。そのうえで、

「あとこれは石田も分かってくれると思うけど、彼って天才やん。ほんっとに面白い」「色んな面白いツッコミの人っていますよ。いますけど、俺はなかなかトップクラスであの人は天才だと思ってて。勿体ないと思うのよ」

と評し、「だからこそ、なんか俺が出来る事があったらやってあげたいなと思ったりするねんけど」と気持ちを述べた。