「色鉛筆で3DS描きました!」

そんなコメント共に投稿された写真が、ツイッターで話題になっている。

こちらは、大阪府在住のツイッターユーザー・慧人(@Yassun0222K)さんが2022年6月1日に投稿した画像。

白い紙の上に置かれているのは、赤と黒のツートンカラーの3DS本体とソフトだ。画面に反射した蛍光灯、少し空気が入ったフィルム、タッチペンによるひっかき傷など、どれを取っても本物にしか見えない。

しかし、冒頭でも述べた通りこの3DSは「色鉛筆で描かれた絵」なのだ。

思わず手に取って電源を入れたくなるほどリアルなイラストに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「指紋? まで再現されている!?.........バケモンだ(褒め言葉)」
「上画面のアナログスティックの跡にわかりみが詰まってますね...!」
「どう見てもリアルに机の上に3DSが置いてあるようにしか見えん...使い古されてる質感とかも見事だ」
「手に取れそうなくらいリアルで凄い」

Jタウンネット記者は2日、イラストについて慧人さんに話を聞いた

製作には半月ほどかけた

慧人さんによると、話題のイラストを描き始めたのは5月中頃。それから半月ほどかけて完成させたという。

「(モデルは)昔から使用していた3DSで、ずっと題材にしたかったので制作致しました」(慧人さん)

投稿に添えられたコメントの通り、主に使用しているのは色鉛筆。まずは下書きを正確に描いてから、色鉛筆で着彩を進めていった。

制作にあたってこだわった点について、慧人さんは

「画面の傷や汚れなどほかの方があまり表現されない部分まで描いておりますので、ぜひ見て頂きたいです」

と語った。たしかに傷や汚れまで再現されているおかげで、上手いだけでなくより「リアル」な仕上がりになっているのではないだろうか。

慧人さんは、投稿が話題になっていることについて

「自分の中でも自信作ではあったのですが、ツイッターでここまで反響があるとは思っておらず困惑しております。でも、わざわざ作品を見てコメントしてくださる方が多くてとても嬉しく思います。また、改めて3DSの偉大さを知るきっかけになりました」

とコメントしている。