「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY」の完成前報告会に出席したパイレーツ・筒香嘉智【写真提供:株式会社Goestudio】

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故郷・和歌山県橋本市に「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY(筒香スポーツ・アカデミー)」を建設

 パイレーツの筒香嘉智内野手が22日、故郷・和歌山県橋本市に建設する「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY(筒香スポーツ・アカデミー)」の完成前報告会に出席した。室内練習場からオンライン取材に応じ「提言だけでなく自らが行動することで、何か変わるきっかけになると思い施設の建設を決断しました」と語った。

 筒香は内外野天然芝の本グラウンド、サブグラウンドなど約2億円の総工費を負担。すでに今月初旬には25m×25mの室内練習場も出来上がり、今年中に全施設の完成を目指しているという。

 改めて、施設の建設を決めた理由について「今まで子どもたち、野球界に対する提言をさせて頂きましたが、提言だけでなく自らが行動することが何か変わるきっかけになると思い施設の建設を決断しました」と説明。DeNA時代から野球界の将来を思い、様々な提言を行ってきたが実際に行動に移した形だ。

 野球が中心となるが、子どもたちが社会に出るための人間形成にも力を入れていくつもりで「野球に限らず将来への基礎を作ってほしい。将来に向けて自分で考えて行動し、決断できる、そういった将来に向けて必要な要素も学んでほしい」と期待を込めていた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)