30日の深セン証券取引所メインボードで、中国の半導体大手、紫光国芯微電子(紫光国微、002049/深セン)が前日比10.00%高のストップ高を記録した。(イメージ写真提供:123RF)

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 30日の深セン証券取引所メインボードで、中国の半導体大手、紫光国芯微電子(紫光国微、002049/深セン)が前日比10.00%高のストップ高を記録した。
 
 紫光国微の30日の取引は前場より続々と買い注文が入って株価が上昇、前場取引終了の30分ほど前に値幅制限いっぱいまで上昇した。後場にわずかに値下がりする局面もあっったが、前日比10.00%高(21.24元高)の233.64元で取引を終えた。紫光国微の株価は12月3日に238.79元を天井として下落し、28日には一時199.38元と200元を切ると反発し、30日のストップ高となった。
 
 紫光国微は29日夜、経営破綻して再建を進めている紫光集団の債権者会議で、国有企業系投資ファンド2社を事業継承先とする再建計画が承認されたことを発表。紫光集団のグループ企業である紫光国微も政府系企業傘下に入ることが決まり、好材料視されたものと見られる。

 また、中国の画像認識システム企業、商湯科技開発(センスタイム、商業−W、00020/香港)が30日に香港証券取引所に上場し、初日の取引は公開価格の3.85香港ドルから7.27%上昇して4.13香港ドルの終値となった。好調な滑り出しだったことで、中国本土市場のハイテク銘柄にポジティブな影響を与えた可能性がありそうだ。
 
 中国本土市場の半導体関連銘柄は30日、86銘柄中79銘柄が値上がり。紫光国微のほか、派瑞股フェン(300831/深セン創業板)が前日比9.64%高、清溢光電(688138/上海)が同7.99%高、瀾起科技(688008/上海)が同7.05%高と大きく値上がりした。
 
 紫光国微は唐山晶源裕豊電子として1991年に設立され、2005年6月に深セン証券取引所メインボードに上場した。2021年1〜9月の営業収入は前年度同期比63.33%増の37億8959万元、純利益は同112.90%増の14億5740万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)