中国の送電設備大手、国電南瑞(600406/上海)は27日の後場で急落し、一時値幅制限いっぱいまで値を下げた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の送電設備大手、国電南瑞(600406/上海)は27日の後場で急落し、一時値幅制限いっぱいまで値を下げた。

 国電南瑞の27日の取引は、前場こそ穏やかな値動きで先週末の終値より約1.5%高い45.38元で午前中の取引を終えたが、後場に入って10分で急落。値幅制限に近い40.42元まで下がった。その後すぐに反発するも勢いは弱く、程なく再び値下がりに転じて一時値幅制限の40.23元に触れたが、その後買い戻しが入ってやや値を戻し、前日比−7.40%安(3.31元安)の41.39元で取引を終えた。

 関連銘柄では科林電気(603050/上海)がストップ安寸前の同9.86%安、南網科技(688248/上海)が同8.75%安、思源電気(002028/深セン)が同8.52%安、許継電気(000400/深セン)が同6.79%安と、多くの銘柄が同様に後場に入って大きく値を下げる展開となった。この背景には、ネット上で国による電力ネットワークへの投資額が引き下げられるとの情報が流れたことがあるようだ。

 中国証券網は、国電南端の董事会弁公室は「現在の経営状況は正常であり、国の電力ネットワークへの投資は国の全体的な戦略に基づき推進されている」とコメントし、多くの証券機関関係者が「根拠のないフェイクニュースだ」との見解を示したと伝えている。

 国電南瑞(国電南瑞科技、NARIテクノロジー)は2001年に設立し、2003年に上海証券取引所メインボードに上場した。2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比15.59%増の232億3159万元、純利益は同25.27%増の31億9284万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)