中国のポータルサイトに「大連で作られるこの食材が、日本市場の半数のシェアを持っているとは知らなかった」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に9日、「大連で作られるこの食材が、日本市場の半数のシェアを持っているとは知らなかった」とする記事が掲載された。
 
 記事はまず、日本において味噌汁は「国湯」(「湯」は中国語でスープのこと)と言える存在であり、中でもワカメは代表的な味噌汁の具として親しまれていると紹介した上で、日本の市場に流通しているワカメの約50%は中国産であり、しかも、その大部分が遼寧省大連市で生産されたものなのだと伝えた。
 
 そして、ワカメは日本で非常によく見られる食材の一つであり、四方を海で囲まれ、豊富な海産物を基礎とする日本の飲食文化においても重要な役割を担っていると説明。その豊かな味わいやシャキシャキとした食感もさることながら、健康長寿、美容の食材とも称されており、豊富な食物繊維や、牛乳に負けないほどのカルシウムなどの栄養素がたっぷりと含まれているとし、日本では400年以上前からワカメを食べる習慣が定着していると紹介した。
 
 また、遼東半島の尖端にあり、やはり豊富な海産資源に恵まれている大連でも中華民国時代から試験的にワカメの養殖が始まり、良質な海域環境、適度な水温によって栄養、食感、色彩いずれにおいても他の地域で育つものより優れたワカメが育つようになったと伝えている。
 
 その上で、中華人民共和国建国後の1961年には本格的にワカメの養殖がスタートし、80年代には先進的な養殖、加工技術を導入して生産量と品質を大幅に高めることに成功し、中国国内だけでなく外国にも販売されるようになったと紹介。そして現在では、中国から輸出されるワカメの80%以上が大連産となっており、ワカメ加工食品に至っては日本の市場シェアの70%を占めているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)