1と3の例

写真拡大

スメハラがあるように…

 Withコロナの時代がやってきて、働き方が変わるにしたがって、ハラスメントの形もまた変わっていくことになる。たとえば、テレワークを昼夜関係なく強いられたり、その結果としてずっと上司から連絡が来て拘束され続けることになったり……。そんな中、耳慣れない言葉だが、マスク・ハラスメント、マスハラが取り沙汰されている。

 ***

【写真】麻生太郎、本会議中にケータイ使用 「呆れた」メールの文面

 まず、6月上旬にやりとりされた、ある映像関連会社における上司と部下のメッセージから。

部下 Aさん(先輩)が会議中にずっとマスクしてませんでした。てか、そもそもマスクして会社来てなかったみたいで、社内外から若干のクレーム来てますが……。

1と3の例

上司 う〜ん、あいつはもともとマスクしない派だったからなぁ。

部下 いやいやいや、それダメでしょ。

上司 わかった、わかった。クレームには対処するからさ、もうちょっと詳しい報告をお願いします。

 withコロナとは、相手との距離をある程度取るということや会社員なら出社率を下げたりするなど、「3密」をできるだけ避けるのが最低限のレギュレーションとなる。当然、外出する際にはwithマスクであり、それが身だしなみのひとつと捉えられる時代がやってきたことになる。

 洋服に関しては柔軟剤によるスメハラがあるように、マスクハラスメント、マスハラがすでにチラホラと問題視されるようになってきている。以下、そのハラスメント7分類を紹介しておこう。

1.そもそもマスクを付けない人

 自分は絶対大丈夫とか、普段から根拠のない自信に囚われている人にありがちなケース。みんながマスクをつけてくれているなら自分はしなくて済む……という謎の理論を構築する者もいて、裸で外を出歩くのと同じレベルのヤバさ。

2.顎にひっかけたりして鼻と口が露わになっている人

 30代後半〜40代の、営業系男性サラリーマンに割と多く分布。鼻と口の両方を露出させているのは当然、息苦しいから。季節は徐々に進み、これから日本列島には梅雨がやってきて猛暑が襲う。カモフラージュしているつもりでも皆気づいていますよ。

3.鼻下までずらして口だけにマスクをしている人

 中年〜おじさん政治家に多い印象。2と同様に息苦しさが理由

4.付けてはいます、でも何日つけてんねん!って見るからに“使いまわし汚マスク”の人

 近くでよく見ると(近づきたくないけれど)、口元部分が黒ずんでいて全体的に毛羽立ちのようになっている。見た目も実際にもとても不潔。

5.マスクの表面をやたら触る人

 話している時にズレるのか、マスクの表面を定期的に触る人が少なくない。表面をベッタリと触ったその手でさらに様々な物にタッチすることで、ウイルス媒介を助長することは専門家に指摘されずとも火を見るよりも明らかだ。

6.そもそもマスクのサイズが小さすぎて顔に合っていない人

 サイズが合っていないと本来の効果を損ねかねない。両脇から呼気が漏れがちだからだ。

7.オリマス(オリジナルマスク)の主張が強すぎて……周りを引かせる人

 小池百合子都知事のユリコノマスクはもちろん、新型コロナウイルス対策を担当する西村康稔担当相のシャツ生地にボタンがついたマスクとか、菅義偉官房長官のアイヌの刺繍の文様入りのマスクとか、メディア露出の多い人ほど、個性的で多様なタイプを着用する傾向にある。それ自体、悪いことではないのだが、オリマス度が高まって極まればそれだけ、周囲も面倒な対応を迫られることになりそうだ。

番外編:自分のつけてたマスクを他人に持たせる人

 秘書にカバンでも預けるようなスタンスでマスクを他人に渡してしまうケース。あの吉村洋文大阪府知事でも、お付きの職員にマスクを手渡しするシーンがあった。https://www.youtube.com/watch?v=WgAmaUt1GHg&feature=youtu.be

週刊新潮WEB取材班

2020年6月4日 掲載