福岡で粋な歓迎を受けたサモア代表【写真:Getty Images】

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日本と激闘サモアの福岡入りを歓迎、大会公式が公開「鳥肌が立つような歓迎」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本に敗れたサモアが次なる戦いの舞台、福岡入り。すると、駅で地元のラグビーチームからサモアの国歌で歓迎を受け、サモア代表の面々も国歌でお返しするという出来事があった。大会が実際のシーンを「鳥肌が立つような歓迎」と題して動画付きで公開すると、海外ファンに「日本は最高のホストだ」と感激が広がっている。

 それぞれが、それぞれの場所でおもてなしを発揮している。お揃いの水色と白のジャージ姿で整列した20人ほどの選手たち。歓迎する横断幕も掲げられる中、心を込めてサモアの国歌を歌っている。すると、聞いていたサモア代表選手も動いた。お返しといわんばかりに今度は国歌を歌う。日本戦の激闘を終え、移動の疲れもある中で笑みを交えながら、歌を送り返した。

 大会公式ツイッターは「鳥肌が立つような歓迎。フクオカの地元クラブがサモア国歌を歌う。サモアも国歌で応える」と実際のシーンを動画付きで公開。すると、海外ファンからは「日本は自分たちのやり方で他国の国歌を学んでいて素晴らしい」「日本は最高のホストだ」「文化を受け入れることは素晴らしい」「日本はすべてのW杯を主催するべき」などと感激の声が上がった。

 12日に東平尾公園博多の森球技場でアイルランドと対戦するサモア。すでに敗退は決まっているが、声援を送ってくれた地元のラグビー少年のためにも奮闘を期待したい。(THE ANSWER編集部)