Leia表参道店

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 服田ホールディングス(株)(TDB企業コード:986402241、資本金3300万円、東京都渋谷区渋谷1-1-7、代表服田伸人氏)は、6月5日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全監督命令を受けた。

 申請代理人は鈴木規央弁護士(東京都千代田区内幸町2-2-2、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業、電話03-5501-1096)ほか4名。監督委員には柴田義人弁護士(東京都千代田区大手町1-1-1、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、電話03-6775-1054)が選任されている。

 当社は、2008年(平成20年)2月にホームページ制作等の広告事業を目的として設立。2009年にまつげエクステンションのサロン「レイア」を青山で開始し、その後、銀座、恵比寿、表参道、福岡、相模大野、三軒茶屋、吉祥寺と順調に店舗数を拡大して 、ネイルサロン事業も開始した。また2013年に中古車販売事業を、その後学習塾事業も開始して事業の多角化を図り、2018年1月期には年収入高約10億879万円を計上していた。

 しかし、2017年頃から大型商業施設への出店コストが負担となり、美容事業の採算が悪化。これにより、中古車販売事業も縮小を余儀なくされた。美容事業で不採算店舗の撤退を進めるとともに、中古車販売事業の立て直しを図ったものの奏功せず資金繰りが悪化。こうしたなか、スポンサー交渉を進めていたものの不調に終わり、法的手続きにより再建を目指す事となった。

 申請時の負債は、債権者約408名に対し約2億7446万円。

 なお、債権者説明会は6月11日14時30分、荒川区民会館3階小ホール(東京都荒川区)で開催する予定。