iOS版Googleマップ、テスト中のカロリー表示機能を取下げ。「摂食障害者への配慮に欠ける」と批判
ところが、このカロリー表示を見たTwitterユーザーのTaylor Lorenz氏は、このカロリー表記はユーザーの身長/体重/性別/年齢を考慮しない単なる推定値でしかなく不正確なことや、画面部の距離表示をタップすると現れる経路解説の画面に「このウォーキングで約**カロリーが消費されます」としてミニカップケーキの画像を添えて表示されるのが、特に女性の心理を攻撃していると批判。
I guess Google maps now automatically shows you how many calories you'd burn if you walk somewhere instead of driving pic.twitter.com/eixqCh00rn
- Taylor Lorenz (@TaylorLorenz) 2017年10月17日
さらにこの表示をオフに設定できないこと、カロリー表示が摂食障害を抱える人に悪い影響を与える可能性があることなどについてたて続けにツイート、「この表示が私の血圧を上げている」と憤慨しました。
SNS上ではLorenz氏の意見を支持するユーザーが多数批判の書き込みをしており、Googleもこれを重く受け止めたのか、一時的に配布中のGoogleマップからカロリー表示を取り除く処置を実施したことを米Engadgetに対して認めました。
any woman could have told you this is a supremely bad thing a) to do b) to not be able to turn off https://t.co/QKLv74R2Lw
- Casey Johnston (@caseyjohnston) 2017年10月17日
なお、このカロリー表示機能はすべてのiOS版Googleマップユーザーで有効になっていたわけではない可能性があると、米Buzzfeedは伝えています。また記事執筆時点で確認したところ、日本語版のiOS向けGoogleマップでもカロリー表示機能が確認できましたが、執筆中にいつのまにか表示されなくなりました。
Googleからすれば良かれと思って追加した機能のはずですが、Googleマップはフィットネスアプリのように特定の目的を持ったユーザーばかりでなく、広く一般に使われるものだけに、より細やかな配慮が必要だったかもしれません。
