【ネタばれ】『X-ファイル』復活版、モルダーとスカリーの顛末をクリエイターが説明
2016年1月24日(日)、米FOXでいよいよ放送される『X-ファイル』復活版。その中でモルダーとスカリーの関係がたどっている顛末について、クリエイターのクリス・カーターが説明した。The Hollywood Reporterが伝えている。
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(以下、『X-ファイル』過去作ならびに復活版のネタばれを含みますのでご注意ください)
長いシリーズを通して絆を強めてきたモルダーとスカリーだが、今度の復活版ではなんと、別れているという設定。今年の夏、TV批評家協会のプレスツアーにて明かされていたことだが、ファンの反応は決して芳しいものではなかった。
それを踏まえてカーターは、「(復活版では)二人の間柄をいじるという、面白い手法を採ります。添い遂げたことで緩和されていた緊張を取り戻して、物語を語る余地を設けるのです。これは私が考えついたことで、しばらくずっと温めていたアイデアでした。以前から、このシリーズの続きをもし作るなら、二人を別れさせようという話はしていたのです」と話している。
振り返れば、番組開始以来、実に奇妙な紆余曲折を経てきた二人。最初のうちは、超常現象を信じるモルダーと、否定するスカリーは好対照をなすコンビだった。しかし、二人を取り囲む陰謀の闇が色濃くなるとともに次第に絆を強め、互いを支え合う同志となる。友情を超えた、恋愛一歩手前の状態がしばらく続いたのち、映画1作目『X-ファイル ザ・ムービー』ではキス寸前にまで至り、シーズン7ではついに本当のキスを交わした。同シーズンの終わりには、子供を産めないはずだったスカリーの妊娠が発覚し、のちに父親はモルダーであることが明かされている。
しかし、生まれた息子のウィリアムは結局、養子に出されることに。シリーズ最終回では、殺人の汚名を着せられたモルダーが、スカリーと共に逃亡生活に入るところで幕を閉じた。それに続く映画第2弾『X-ファイル:真実を求めて』では、モルダーへの告訴は取り下げられ、二人はようやく休暇旅行で自分たちだけの時間を心ゆくまで楽しむことができるようになった。
長年にわたり、そうした二人の人生を追ってきた熱心なファンにとって、別れさせるという方針はどうにも納得できないもののようだ。2008年の『〜真実を求めて』以来、久々の登場となるモルダーとスカリーの間柄に再び緊張感をもたらそうとするカーターの方針は、はたして功を奏すのか? 復活版の日本上陸を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)
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