2024年夏、いわゆる“令和のコメ騒動”で店頭からコメが消えると、政府は「秋に新米が出回れば、価格は落ち着く」と語っていた。しかし、新米の時期になってもコメ不足と価格高騰は収まらず、2025年になると小売価格は5kg4000円を突破。この1年で2倍の価格となった。「そのため農林水産省は、3月10日から、JA全農などの集荷業者を対象に2023、2024年に収穫された41品種15万tの入札をおこない、9割以上にあたる約14万tが落札され